フォックスフェイス
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フォックスフェイスの基本情報

学名:Solanum mammosum
和名:ツノナス
その他の名前:カナリアナス、トゲナシツノナス、キツネナス

科名 / 属名:ナス科 / ナス属

フォックスフェイス

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フォックスフェイスとは

特徴

フォックスフェイスは熱帯アメリカ原産のナス属の植物です。ナス属は世界の熱帯から温帯にかけて1700種ほどが分布しています。フォックスフェイスは春まき一年草として栽培され、秋に実る黄色の果実を観賞します。果実には大小数個の突起があり、その形がキツネの顔に似ていることから「フォックスフェイス」と呼ばれます。また、小鳥の一種であるカナリアの黄色い羽を連想するためか、「カナリアナス」の名前でも呼ばれます。
普通に育てると、草丈2mと家庭の庭で楽しむには大きめなサイズです。生花店ではちょうどよい大きさに切りそろえられ、切り花として見かけることも多いでしょう。切り花にしたとき、切り口を水につけなくてもしおれにくく、果実だけを切り離して、インテリアとして飾ることもできます。
庭や鉢で栽培するときは、チッ素肥料を控えめに施し、摘心するのがポイント。紫の花が咲いたあとに緑色の果実が実りますが、全体が黄色く色づくのには時間がかかります。春のタネまきが遅れた場合、寒くなっても果実が色づかない場合があります。

基本データ

園芸分類 草花
形態 一年草 原産地 熱帯アメリカ
草丈/樹高 2m 開花期 7月~9月
観賞期 10月~1月 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 観賞期が長い
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • フォックスフェイス

    Solanum mammosum
    園芸品種はなく、原種が流通している。本来、刺さると痛いほどとげが多いが、とげのない系統も多く栽培されている。ただし、とげのない系統にも少数ではあるが、とげの出る株が混じる。

育て方・栽培方法

フォックスフェイスの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:奥 隆善(おく・たかよし)
千葉大学大学院自然科学研究科博士前期課程修了後、植物の育種の道へ。チョコレートコスモスやカランコエなどの草花から、ハクサイなどの野菜まで幅広く手がける、気鋭の育種家。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

フォックスフェイスのそだレポ(栽培レポート)

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