フォックスフェイス
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フォックスフェイスの育て方・栽培方法

フォックスフェイス

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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 草花
形態 一年草 原産地 熱帯アメリカ
草丈/樹高 2m 開花期 7月~9月
観賞期 10月~1月 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 観賞期が長い

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。
鉢植えでは、10号(直径30cm)以上の深鉢か大型プランターで栽培しましょう。鉢やプランターは、風通しのよい日なたに置きます。

水やり

庭植えでは、特に必要ありません。
鉢植えでは、栽培期間を通じて土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。

肥料

庭植え、鉢植えともに5月から9月の間、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10など)を施します。ただし、チッ素分の割合が、リン酸やカリよりも多い肥料は避けましょう。

病気と害虫

病気:特にありません。

害虫:アブラムシ
4月から10月の成長期間中、アブラムシが発生しますが、丈夫な植物なので、よほど大発生しないかぎり放置しておいてかまいません。

用土(鉢植え)

赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土に、適量のリン酸分の多い緩効性化成肥料を混ぜたものなど、水はけがよい肥沃な土を好みます。

植えつけ、 植え替え

適期は4月から5月です。霜が降りなくなったら、できるだけ速やかに植えつけて、早く成長させましょう。果実がつくのが遅くなると、きれいに色づきません。自分でタネをまいて育てると成長が遅れやすいので、苗を購入して育てるのが簡単です。

ふやし方

タネまき:適期は3月から4月です。果実がきれいに色づくので、早めにタネをまいて早く育てるほうがよいのですが、発芽適温が25℃と高いため、タネまき後は、フレームなどを利用して地温を高く保ちましょう。

主な作業

摘心:適期は6月から7月です。8月以降に摘心すると、開花・結実が遅くなって果実が色づきにくくなるので、早めに摘心しましょう。摘心後、わき芽がたくさん伸びてきた場合は、1株につき4~5本を目安にして、わき芽を切り取って数を減らします。

特徴

フォックスフェイスは熱帯アメリカ原産のナス属の植物です。ナス属は世界の熱帯から温帯にかけて1700種ほどが分布しています。フォックスフェイスは春まき一年草として栽培され、秋に実る黄色の果実を観賞します。果実には大小数個の突起があり、その形が...

種類(原種、園芸品種)

フォックスフェイス


Solanum mammosum
園芸品種はなく、原種が流通している。本来、刺さると痛いほどとげが多いが、とげのない系統も多く栽培されている。ただし、とげのない系統にも少数ではあるが、とげの出る株が混じる。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:奥 隆善(おく・たかよし)
千葉大学大学院自然科学研究科博士前期課程修了後、植物の育種の道へ。チョコレートコスモスやカランコエなどの草花から、ハクサイなどの野菜まで幅広く手がける、気鋭の育種家。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

フォックスフェイスのそだレポ(栽培レポート)

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