ブルーファンフラワー
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ブルーファンフラワーの育て方・栽培方法

ブルーファンフラワー
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ブルーファンフラワー
‘ニューワンダー’

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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 草花
形態 多年草(一年草扱い) 原産地 オーストラリア南東部
草丈/樹高 10~40cm 開花期 4月~10月
花色 白,黄,ピンク,青,紫,複色(覆輪) 栽培難易度(1~5)
耐寒性 やや弱い 耐暑性 普通
特性・用途 開花期が長い

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

日当たりと水はけのよい場所を好みます。ただし、真夏の西日は苦手です。冬は霜に当たらないように軒下に移すか、または室内に取り込みます。

水やり

土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。過湿にすると根腐れを起こすので、乾かし気味に管理します。

肥料

植えつけ時に、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。加えて、追肥として生育期間中に液体肥料または化成肥料を定期的に施します。肥料切れさせると花つきが悪くなります。

病気と害虫

問題となる病害虫は特にありません。

用土(鉢植え)

水はけと通気性がよく、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花培養土を用いるか、赤玉土小粒6、腐葉土3、パーライト1などの配合土を用います。

植えつけ、 植え替え

4月から5月に、株間30cmくらいとって植えつけます。株はよく張るので、鉢植えのときは混みすぎないように、最初は土が目立っても余裕をもって植えつけます。

ふやし方

さし芽:5月から6月に茎の先端を5~7cmほど切って、水はけのよい土にさします。

主な作業

花がら摘み:花穂の全部の花が咲き終わったら、わき芽のある節のところで切り戻します。新たな枝が伸びて次々に開花します。

切り戻し:梅雨明けごろの高温で草姿が乱れてきたら、茎の半分くらい、または地際から1/3くらいで切り戻します。その際、わき芽のある節の上で切ります。鉢植えの場合は鉢縁に沿って丸く切り戻すとよいでしょう。

摘心:分枝を促すため、小苗のころに茎の先端を摘んでおくと、形よくこんもりとよく茂ります。

特徴

ブルーファンフラワーはオーストラリア南東部に分布する多年草です。日本でも暖地であれば冬越ししますが、強い霜が降りると枯れるので、一般には一年草として扱われています。扇状に広がる花の形から名前がつきました。70cmほどに伸びる茎は横に広がって...

種類(原種、園芸品種)

‘アイス・ダイヤモンド’


Scaevola aemula ‘Ice Diamond’
白に紫の覆輪が入る花。生育旺盛。

‘サマー・ジュエル・イエロー・ダイヤモンド’


Scaevola ‘Summer Jewel Yellow Diamond’
薄黄色の花弁で基部(喉元)が濃い黄色。

‘サンタスティック’


Scaevola ‘Santastic’
薄黄色の花弁で基部(喉元)が濃い黄色。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それにとどまらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ブルーファンフラワーのそだレポ(栽培レポート)

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