ブルーレースフラワー
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ブルーレースフラワーの育て方・栽培方法

ブルーレースフラワー

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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 草花
形態 一年草 原産地 オーストラリア西部
草丈/樹高 60~100cm 開花期 5月~6月(冷涼地では7月~9月、切り花は周年流通)
花色 青,ピンク,白 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通(半耐寒性) 耐暑性 普通(高温多湿に強い)
特性・用途 切り花,鉢,コンテナ

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

日照の多い温暖な気候を好みます。庭植えする場合は、レイズドベッドや石垣の上など、乾きやすい場所を選びます。
多湿に弱く、梅雨期以降は枯れやすくなります。冷涼地では、雨よけすれば夏でも育てられます。冬は0℃以上なら大丈夫で、軽い霜には耐えますが、凍らないよう注意します。長日開花性で、冬に咲かせるには電照が必要です。

水やり

多湿の状態が長く続くと根腐れしやすいので、用土が乾き始めてから水を与えます。雨の多い時期は、軒下など雨の当たらないところに置きます。
庭植えでは過湿に注意し、ほとんど水やりの必要はありません。

肥料

生育中は、少しずつ途切れないよう肥料を施すのがよく、規定倍率より薄めた液体肥料が安全です。多肥だと根腐れしやすく、茎も軟弱になって倒れやすくなります。

病気と害虫

病気:灰色かび病
灰色かび病に注意します。日当たりと風通しをよくしておき、長雨や用土の多湿に注意します。

害虫:アブラムシ
新芽や蕾にアブラムシがつきやすいので、早めに防除します。

用土(鉢植え)

水はけのよいことが大切です。小粒赤玉土3、小粒鹿沼土3、小粒軽石2、腐葉土2の配合土や、山野草向けの用土などを使います。用土が酸性だと生育がよくないので、苦土石灰などを混ぜておきます。

ふやし方

暖地では秋まき、寒冷地では春まきが育てやすく、発芽適温は20℃くらいです。
移植を嫌うので、ポットにまいて根を切らないように植え替えます。3号ポットで育てたものを寄せ植えに利用してもよいし、5~6号鉢なら3~5株植えられます。
摘心して枝数をふやしたい場合は、わき芽を確認してから先端の芽を摘みます。

主な作業

支柱立て:草丈があるので支柱を立てます。花が咲くと、わき芽が出て次の花が咲きます。さらにその枝のわき芽が伸び、次々と伸びながら咲きます。枝数もふえて次第に倒れやすくなります。

特徴

ブルーレースフラワーは、春まきも秋まきもできる一年草です。花は、ふんわりとしたやさしい雰囲気で、しかも力強い動きも感じられます。枝分かれしながら次々と咲く様子は、夜空に打ち上げられた花火を思わせます。水あげ、花もちがよく、切り花はほぼ一年中...

種類(原種、園芸品種)

「ブルー」

「ブルー」

最もポピュラーな淡青色の花。

「ホワイト」

純白色の清楚な花。

「ピンク」

やさしい花色。パール・ピンクとやや濃色のラブリー・ピンクがある。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ブルーレースフラワーのそだレポ(栽培レポート)

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