学名:Lampranthus、Delospermaなど
和名:マツバギク
その他の名前:花ものメセン、メセンブリアンテマ、砂漠の宝石
科名 / 属名:ハマミズナ科 / ランプランサス属、デロスペルマ属
葉と花の形から「マツバギク(松葉菊)」と呼ばれ、多肉質の細長い葉が密生し、キクのような花を咲かせます。マツバギクの名前で出回っているものは、メセン類(ハマミズナ科の植物の呼び名)のなかの主にランプランサス属(Lampranthus)のいくつかの種や交配種ですが、多種多様で似たようなものも多く、どこまでをマツバギクと呼ぶかは明確ではないようです。いろいろな種類が「マツバギク」の名前で流通し、品種名はなく、商品名がさまざまあります。
ランプランサス属には180種ほどがありますが、まとまりに欠ける属で、苗の流通が多いのは花色が豊富な交配種のスペクタビリス種(L. spectabilis)です。これは春咲きの半耐寒性常緑種で、低木状に育ちます。
また、デロスペルマ属(Delosperma)の一種クーペリー(D. cooperi)が、-15℃でも越冬するので「耐寒マツバギク」と呼ばれ、「レイコウ(麗晃)」や「花嵐山(はならんざん)」の名前で出回ります。這い性で開花期間が長く、6月から10月に濃い桃色の花を咲かせ、古くから土手など法面緑化に広く利用されています。デロスペルマ属には、春咲きの黄花種などもあり、品種の育成が進められ、最近は「砂漠の宝石」の名前で各色が流通しています。
園芸分類 | 草花 | ||
---|---|---|---|
形態 | 低木,多年草 | 原産地 | 南アフリカ |
草丈/樹高 | 10~100cm | 開花期 | 4月~5月(ランプランサス属)、6月~10月(デロスペルマ属) |
花色 | 赤,紫,ピンク,白,黄,オレンジ | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い~普通 | 耐暑性 | 強い(多湿には弱い) |
特性・用途 | 常緑性,開花期が長い,グラウンドカバーにできる,花壇,鉢,ロックガーデン,石垣など | ||
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