学名:Portulaca grandiflora
和名:マツバボタン
その他の名前:松葉牡丹、日照り草、爪切り草
科名 / 属名:スベリヒユ科 / スベリヒユ属(ポーチュラカ属)
真夏の強い日ざしの中でも元気に咲くマツバボタン。茎が這うように広がり、枝分かれしながら咲き続けます。花壇やコンテナはもちろん、砂利道のわきや敷石の間などの乾きやすいところでもよく育ちます。日当たりと水はけがよく、多湿にならない場所であれば、ほとんど手入れの必要もなく、栽培は容易です。
一日花ですが花数が多く、6月から9月ごろまでほとんど途切れることなく次々と咲きます。園芸品種では花がしぼむのが遅く、夕方ごろまで開くように改良されています。花色が豊富で、一重咲きから八重咲き、さらに万重咲きまであり、場所によってはこぼれダネで毎年自然に育ちます。また、古くから栽培されている品種‘ジュエル’(‘Jewel’)は耐寒性があり、軽い霜程度なら越冬します。
マツバボタンの仲間のスベリヒユ属(ポーチュラカ属、Portulaca)には100種ほどがあり、園芸利用で重要なのは本種ですが、最近はより性質が強健で花つきのよいハナスベリヒユ(P. oleracea)の利用が多くなっています。さし芽でふやした品種が多数育成され、マツバボタンにとって代わる勢いです。
F1品種(雑種第一代)のほか、品種名のないタネや、F2品種(雑種第二代)のタネ、花径6~7cmの大輪系の苗も出回ります。
園芸分類 | 草花 | ||
---|---|---|---|
形態 | 一年草(本来は非耐寒性多年草だが一年草扱いとする) | 原産地 | ブラジル、アルゼンチン |
草丈/樹高 | 5~15cm | 開花期 | 6月~9月 |
花色 | 赤,オレンジ,ピンク,黄,白,複色 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 弱い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 落葉性(本来は常緑性), 開花期が長い,高温乾燥に強い,花壇,コンテナ | ||
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