マルバストラム
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マルバストラムの基本情報

学名:Malvastrum lateritium

科名 / 属名:アオイ科 / エノキアオイ属(マルバストラム属)

マルバストラム

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マルバストラムとは

特徴

マルバストラムは、淡いサーモンピンクの花が各葉腋に1輪ずつ、茎を伸ばしながら次々と長期間咲き続けます。花径は4cmくらい、パステル調のやさしい花色で、中心部のカップ状のところは黄色、そのまわりにローズ色の蛇の目模様がくっきりと入ります。夜間は花が閉じます。茎はほふくして1m以上に伸び、各節から根を出して周囲に広がります。
よく茂るのでグラウンドカバーとして利用されます。鉢植えでは、刈り込んでコンパクトに咲かせたり、あんどん仕立てにしたりできます。また、さし芽でふやした苗を利用して、小鉢で小さく咲かせることもできます。
マルバストラム属(Malvastrum)は14種ほどがありますが、主に本種(M. lateritium)が「マルバストラム」の名前で流通しています。名前は、マルバ属(Malva、ゼニアオイ属)に似たものということからつけられました。同属にはほかに、エノキアオイ(アオイモドキ M. coromandelianum)が、帰化植物として日本でも野生化しています。

基本データ

園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 アルゼンチン、ウルグアイ(一説にペルー)
草丈/樹高 30cm(つるの長さは1m以上) 開花期 5月~7月
花色 淡い橙桃色(淡いサーモンピンク) 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通(-5℃くらいまで) 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • マルバストラム・ラテリティウム

    Malvastrum lateritium
    「マルバストラム」の名前で流通するものは、ほとんどが本種。
  • エノキアオイ

    Malvastrum coromandelianum
    帰化植物。薬用や繊維作物として利用される。

育て方・栽培方法

マルバストラムの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

マルバストラムのそだレポ(栽培レポート)

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マルバストラムを育てたことがある方は、ぜひその経験を皆さんにご紹介してください。

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