ミナ・ロバータ
お気に入りに登録する

ミナ・ロバータの基本情報

学名:Ipomoea lobataMina lobata

科名 / 属名:ヒルガオ科 / サツマイモ属(イポメア属)

ミナ・ロバータ
ミナ・ロバータ

クリックすると拡大します

ミナ・ロバータとは

特徴

ミナ・ロバータは、細長い袋状の花が連なって咲いて花穂をつくります。同じヒルガオ科のアサガオやヨルガオなどのように、ラッパ状の花ではなく、これらとはまったく異なった花姿です。咲き始めは赤で、徐々に白く色が変化していきます。切り花にして生けてもなかなか美しいものです。日が短くなると咲く短日植物なので、開花は10月ごろから多くなります。
イポメア属の植物は、世界の熱帯地方に多く分布し、500種ほどが知られています。ミナ・ロバータは、メキシコ、中央アメリカから南アメリカに自生しています。本来は多年草ですが、寒さに弱く、温室がないと冬越しできないため、日本では一年草として扱われます。
発芽には高温が必要なので、タネまきは5月以降に行います。もし温室があれば、まだ日が短い2月から3月の間に20℃以上の温度を保って発芽させ、10℃以上の場所に置いて栽培すると、5月から咲かせることもできます。しかし、7月には花が咲かなくなり、再度咲き始めるのは5月にタネをまいた場合と同じく10月ごろからになります。
また、つるを長く伸ばして育つので、ネットやあんどん支柱を用意して栽培します。
なお、ミナ・ロバータは旧学名で、現在はイポメア(サツマイモ)属に分類されています。

基本データ

園芸分類 草花
形態 一年草,多年草,つる植物 原産地 メキシコ、中央~南アメリカ
草丈/樹高 1~5m程度(つるの長さ) 開花期 10月~11月
花色 白,赤,オレンジ,黄(変化する) 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 つる性,開花期が長い
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • イポメア・ロバータ(ミナ・ロバータ)

    Ipomoea lobataMina lobata
    品種と呼べるものはほとんどなく、通常は赤からオレンジ色、白と花色が変化する。最近、ごく少量流通するものに、黄から白に変化する花を咲かせる ‘シトロネラ’と呼ばれる品種がある。

育て方・栽培方法

ミナ・ロバータの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:奥 隆善(おく・たかよし)
千葉大学大学院自然科学研究科博士前期課程修了後、植物の育種の道へ。チョコレートコスモスやカランコエなどの草花から、ハクサイなどの野菜まで幅広く手がける、気鋭の育種家。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ミナ・ロバータのそだレポ(栽培レポート)

写真を見る

この植物名が含まれる園芸日記過去1年間

関連するコミュニティ

  • 関連するコミュニティはありません

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!