リシマキア
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リシマキアの種類(原種、品種)

主な原種、品種、仲間など

  • リシマキア・ヌンムラリア

    Lysimachia nummularia
    ヨーロッパ原産。ほふく性でグラウンドカバーやハンギングバスケットに向くが、夏に蒸れて葉や茎の一部が枯れやすいので、風通しのよいところで育てる。5月下旬から6月にかけて、黄色い花を葉が見えないほど一面に咲かせる。日当たりから半日陰を好み、やや湿り気の多い土壌を好む。水草としても利用される。黄金葉の‘オーレア’が人気だが、花は目立たない。
  • リシマキア・コンゲスティフロラ

    Lysimachia congestiflora
    中国、東アジア原産。半ほふく性。4月から6月に、ヌンムラリアよりもやや大きめの濃い黄色の花を房状に咲かせる。鉢植えの場合は、花後に好みの長さで切り戻すとよい。
  • リシマキア・プンクタタ

    Lysimachia punctata
    ヨーロッパ、アジア西部原産。草丈50cmほどで、6月から8月に黄色の花を穂状に密につける。地下茎でふえて株立ちになり、1mくらいに広がる。2年に1回、株分けで更新する。斑入りの‘アレキサンダー’などがある。
  • リシマキア・アトロプルプレア‘ボジョレー’

    Lysimachia atropurpurea ‘Beaujolais’
    原種はバルカン半島原産。細いシルバーリーフと濃い赤色の花穂が美しい。草丈50cmほど。
  • リシマキア・キリアタ

    Lysimachia ciliata
    北アメリカ原産。草丈は70〜80cmほど。つやのない赤葉をもち、6月から8月に黄色い星形の花をうつむきかげんに咲かせる。写真は‘ファイヤークラッカー’(‘Firecracker’)で、葉の赤色が濃く、日なたで育てると色濃く発色して美しい。
  • オカトラノオ

    Lysimachia clethroides
    日本、朝鮮半島、中国、インドシナ原産。直立する茎の先端に、先が下垂した白くて密な花穂をつける。茶花としても楽しまれる。草丈60〜90cm。

特徴

リシマキアは、北半球を中心に、アフリカ、南アメリカ、オーストラリアなどに約200種が分布します。日本には、 リシマキアの基本情報を見る

育て方・栽培方法

リシマキアの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:島田有紀子(しまだ・ゆきこ)
広島市植物公園に勤務。ベゴニアやペラルゴニウムの仲間などを担当し、保有する豊富な野生種をもとに、耐暑性、耐寒性のあるベゴニアの育種に取り組む。それにとどまらず、幅広い植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

リシマキアのそだレポ(栽培レポート)

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