ヒメイワダレソウ(リッピア)
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ヒメイワダレソウ(リッピア)の育て方・栽培方法

ヒメイワダレソウ(リッピア)
ヒメイワダレソウ(リッピア)

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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 南米
草丈/樹高 5~10cm 開花期 4月~11月(四季咲き性)
花色 桃,白 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,開花期が長い,グラウンドカバーにできる,花壇,鉢,

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

日照を好み、強い日ざしや高温に強く、コンクリートなどの上でも茎を伸ばして茂ります。日陰や湿地では生育が悪く、花も咲かなくなります。冬は、-2~-3℃くらいまでは常緑性で、-5℃以下では地上部は枯れ、土に埋まったり落ち葉で覆われたりした茎で越冬します。

水やり

庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えでは、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。

肥料

庭植えの場合、やせ地では葉が小さく、地面に張りつくように成長して、花もよく咲きます。肥沃地では茎が立ち上がって草丈30cmくらいになり、葉が茂るわりには花が少なく目立たなくなってしまいます。
鉢植えでは、生育中に2か月に1回の置き肥か、月1~2回の液体肥料を施します。

病気と害虫

ほとんど見られません。

用土(鉢植え)

特に用土を選ばず、一般の草花用の培養土や、赤玉土7、腐葉土3の配合土などが利用できます。

植えつけ、 植え替え

植えつけ:真冬を除いてほぼ一年中植えつけ可能です。ポット苗または株分けした苗を植えつけます。しっかりと根づくまでは乾燥に注意し、土が乾くようならたっぷりと水やりします。

植え替え:成長が早く、鉢植えではすぐに根詰まりします。刈り込みや追肥で現状を維持することはできますが、1~2年ごとに植え直すと、勢いがよくなり、花もたくさん咲きます。根をほぐして株分けし、新しい用土に植えつけます。
庭植えでは植えっぱなしでかまいません。

ふやし方

株分け:容易にできます。真冬を除いてほぼ一年中可能です。

さし芽:容易にできます。真冬を除いてほぼ一年中可能です。

主な作業

刈り込み:春に植えた小苗が夏の間に1m四方を覆いつくすほど生育するので、不要な部分は刈り込みます。

特徴

ヒメイワダレソウは、グラウンドカバープランツ(地被植物)として利用されることの多い花です。茎が地面を這うように伸びて広がり、各節から根を出してびっしりと密に地面を覆い、緑のカーペットのようになります。石垣や敷石の間、花壇の縁のほか、コンテナ...

種類(原種、園芸品種)

イワダレソウ


Phyla nodiflora
熱帯アフリカやアメリカに約200種が分布する多年草または低木。海岸地帯や内陸地に自生する。アジアでは台湾や中央アジアなど、熱帯各地に広く分布する。日本では関東南部以西、四国、九州、南西諸島に分布する。イワダレソウは蕾が松ぼっくりのような形をしている。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

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