ロシアンセージ
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ロシアンセージの育て方・栽培方法

ロシアンセージ
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栽培カレンダー

基本データ

園芸分類 草花
形態 半低木 原産地 アフガニスタン、パキスタン
草丈/樹高 60~150cm 開花期 7月~9月
花色 青紫 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 強い(蒸れには弱い)
特性・用途 落葉性,開花期が長い,香りがある

育て方のポイント

栽培環境・日当たり・置き場

日照の多い開けた荒れ地に自生しています。暑さや寒さに強く、高台や砂利混じりのところなど、乾きやすいやせ地でよく育ちます。水はけのよいことが大切で、風通しをよくして、蒸れないようにする注意が必要です。

水やり

乾燥に強く、多湿の状態が続くと根腐れしやすくなります。用土が乾き始めてから水をたっぷりと与えます。庭植えではほとんど必要ありません。

肥料

鉢植えでは3月から5月と、秋涼しくなる9月下旬から10月に、置き肥を月1回施し、生育の様子を見て液体肥料を施します。
庭植えではほとんど必要ありません。

病気と害虫

病気:多肥多湿による根腐れに注意すれば、ほとんど見られません。

害虫:ほとんど見られません。

用土(鉢植え)

赤玉土4、鹿沼土3、腐葉土3の配合土や、山野草向けの用土、サボテン用培養土など、水はけのよいものを使います。

植えつけ、 植え替え

植えつけ:春と秋が適期です。大きく育つので、株間は40~60cmと広めにとり、周囲の草花とも競合しないよう、余裕をもって植えつけます。スペースが十分にとれない場合は、枝を整理して生育を制限します。

植え替え:寿命の長い植物です。庭植えでは、一度植えつけたらそのまま植えておくのがよく、場所を変えたい場合は、さし芽で更新するのが確実です。
鉢植えの場合は、根詰まりで生育や花つきが悪くなるので、春か秋に、1~2年ごとに根をほぐして新しい用土で植え直します。

ふやし方

さし芽:主にさし芽でふやします。5月から7月に若い芽をとってさします。木質化した部位は、さしてもなかなか発根しません。

こぼれダネ:場所によっては、こぼれダネが自然に芽生えて育つことがあります。

主な作業

枝の整枝、刈り込み:開花期間が長く、咲きながら大きく成長するので、場所や好みに応じて、枝の整理をしながら刈り込みます。細い枝や、混み合っている枝はすべて切り取ります。太くしっかりした枝は残しておいてもよいし、刈り込んでもどちらでもかまいません。

切り戻し:晩秋に思いきって切り戻すと、翌年の成長や、草姿のバランスがよくなります。

特徴

ロシアンセージは低木状の多年草です。灰緑色の白っぽい茎葉に、ベルベット状の青紫色の小花が多数群れ咲き、花や茎葉には芳香があります。全体的にふんわりとしたやわらかさとボリューム感があり、遠くから見ると煙のようで、野性的な姿とやさしいパステル調...

種類(原種、園芸品種)

この植物の原種、園芸品種はまだ登録されていません。
植物図鑑の内容は随時、追加・更新をしていきます。

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小黒 晃(おぐろ・あきら)
種苗会社ミヨシで、主に宿根草の導入、試作に携わっている。また、一般公開をしている宿根草ガーデンの管理を担当している。日本における、宿根草全般の栽培特性に造詣が深い。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ロシアンセージのそだレポ(栽培レポート)

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