キリンソウ
お気に入りに登録する

キリンソウの種類(原種、品種)

主な原種、品種、仲間など

  • 光岳(てかりだけ)キリンソウ

    Phedimus aizoon var. floribundus Mt.Tekaridake form
    赤石山脈(南アルプス)の光岳産と伝えられる極小型のキリンソウ。草丈は10cm前後で収まり、小鉢づくりやロックガーデンに最適。性質は丈夫だが、高山植物扱いとする。
  • 斑入り

    覆輪と散り斑があり、どちらも標準的なものよりやや小型。真夏だけ少し遮光して日焼けを防ぐ。
  • ホソバノキリンソウ

    Phedimus aizoon var. aizoon (Sedum aizoon var. aizoon)
    主に中部地方以北日本列島、シベリアから極東ロシア、モンゴルから中国、朝鮮半島に分布。高原や山地の草原や岩場に生える。葉はヤナギの葉のような形。あまり大きな株にならない傾向がある。キリンソウと区別しない見解もある。
  • エゾノキリンソウ

    Phedimus kamtschaticus (Sedum kamtschaticum)
    北海道、カムチャツカ半島、千島列島、朝鮮半島北部から中国東北部に分布。キリンソウと同じような環境に生え、草丈10cm前後で葉は小さく、多数の茎が密集して塊状になる。雄しべが赤紫色をしているのもよい特徴。
  • ヒメキリンソウ

    Phedimus sikokianus (Sedum sikokianum)
    四国山地に特産。岩の多い斜面や岩場に生える。草丈10cm前後でエゾノキリンソウに似るが、葉体は対生し、花数は10輪以下、エゾノキリンソウのような塊状の株にはならない点などが異なる。

特徴

キリンソウは海岸から亜高山帯までの、岩場や乾燥しやすい草原に生える多肉質の植物です。
春になると多数の茎がまっすぐに伸びて株立ちになり、高さ20~50cmになります。多肉質の葉は先のほうが広いへら形で、茎に多数つきます。5月に茎...

育て方・栽培方法

キリンソウの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:辻 幸治(つじ・こうじ)
1976年、大阪生まれ。ホームセンター勤務を経て、現在は園芸分野の執筆活動も精力的に行う気鋭の園芸家。江戸の園芸文化から、海外のワイルドフラワーまで、幅広く植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

キリンソウのそだレポ(栽培レポート)

写真を見る

この植物名が含まれる園芸日記過去1年間

関連するコミュニティ

  • もう1つのそだレポ
    日本に従来から自生する植物の栽培を楽しみたい方のためのそだレポです。趣味園にもともとあるそだレポとの違いは、一人の人のそだレポではなく、参加者がご自分の育て...

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!