学名:Fritillaria japonica
和名:コバイモ
その他の名前:ミノコバイモ、テンガイユリ
科名 / 属名:ユリ科 / バイモ属
コバイモ(ミノコバイモ)は、本州中部と近畿地方の山地の林床斜面に生えるスプリング・エフェメラル(早春植物。春早くに花を咲かせて成長し、体力もつけて1年分の仕事をすませ、夏には休眠してしまう植物)です。春、雪解けとともに落ち葉の中から褐色の芽を伸ばします。芽は2枚の下葉と3枚の上葉で包むように花芽を抱き、葉が展開するにつれて蕾を伸ばし開花します。葉は細く褐色がかった緑色で紋様があります。成熟していない未開花株では葉は1枚。花は淡い褐白色の、基部に突起のある釣り鐘形で下向きに咲きます。葯は白色。花が終わると結実、緑色の三角の果実をやや上向きにつけます。5月も半ばを過ぎると葉は黄変してタネがはじけ、6月には休眠に入り、そのまま地下で過ごし春を待ちます。生育期間のとても短い日本産のフリチラリア(テンガイユリ)の仲間ですが、小型で渋い花は日本人好みです。
コバイモには、ほかに数種類が見られますが、いずれも開発や乱獲で自生地が激減しており、最近ではタネからふやした球根が流通しています。
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園芸分類 | 山野草,球根植物 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 本州中部、近畿 |
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草丈/樹高 | 10~20cm | 開花期 | 3月~4月上旬(自生地では3月下旬~5月上旬) |
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花色 | 褐白色,クリーム褐色,白 | 栽培難易度(1~5) | ![]() ![]() ![]() |
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耐寒性 | 普通 | 耐暑性 | 普通 |
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特性・用途 | 落葉性 | ||
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