学名:Sanguinaria canadensis
その他の名前:ブラッドルート(bloodroot)、カナダゲシ
科名 / 属名:ケシ科 / サンギナリア属
サンギナリア・カナデンシスは北米大陸東部の平地から低山に分布し、小河川や流れに面した斜面にある森林や低木林に生えています。
一つの芽から1枚の葉を出し、草丈20cm前後になります。葉は形が円く5~7裂し、質はやや厚くて柔らかく、白粉を帯びて裏は白いのが特徴です。色や質感もあいまってタケニグサの葉を思わせます。花は直径5cm前後で、1本の花茎に1輪咲き、花は夜や寒い日には閉じています。地下に赤っぽい太い根茎を這わせて、ところどころで枝分かれしてふえていきます。
どちらかというと春植物(早春に芽を出して開花し、葉を成長させて初夏に休眠に入る植物)のような性質をもち、春に開花、葉を広げて株を充実させたのち、夏ごろには地上部は枯れて休眠します。日本では、寒冷地では宿根草として扱えますが、ほとんどの地域では高山植物扱いとしたほうが無難です。
サンギナリアに似た姿をしたシラユキゲシは、別属の植物で、学名はエオメコン・キオナンサ(Eomecon chionantha)です。
園芸分類 | 山野草,草花 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 北米大陸東部 |
草丈/樹高 | 15~20cm | 開花期 | 3月~4月 |
花色 | 白 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | やや弱い |
特性・用途 | 落葉性,耐寒性が強い | ||
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