アメリカテマリシモツケ
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アメリカテマリシモツケの基本情報

学名:Physocarpus opulifolius
和名:アメリカテマリシモツケ
その他の名前:ナインバーク

科名 / 属名:バラ科 / テマリシモツケ属

アメリカテマリシモツケ
‘ルテウス’
アメリカテマリシモツケ
‘ディアボロ’

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アメリカテマリシモツケとは

特徴

アメリカテマリシモツケが属するテマリシモツケ属は、アジア東部と北アメリカ、メキシコに10種が分布する落葉低木です。このうち、日本で栽培されるのは、北アメリカ原産で、コデマリに似た花を多数咲かせるアメリカテマリシモツケで、育てやすく、花つきもよいことから、ガーデニング花木として近年普及しました。
アメリカテマリシモツケは、若木のうちは多数の枝が伸びて樹形が整いませんが、大きくなるにしたがって、丸い樹形となります。低木でありながら、幹の樹皮がはがれるため、独特の趣があります。英名のナインバークも、はがれる樹皮に由来します。
葉は3~5つに裂けて、秋には黄色や銅色に紅葉します。日当たりのよい場所であれば、土壌を選ばず容易に栽培できます。

基本データ

園芸分類 庭木・花木
形態 低木 原産地 北アメリカ東部
草丈/樹高 1.5~2m 開花期 5月中旬~6月
花色 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 強い
特性・用途 落葉性,耐寒性が強い
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ‘ルテウス’

    Physocarpus opulifolius ‘Luteus’
    新芽は黄色で、だんだんと黄緑色に変化し、最後には緑色の葉になる。
  • ‘ダーツ・ゴールド’

    Physocarpus opulifolius ‘Dart’s Gold’
    ‘ルテウス’よりもコンパクトな樹形。新芽は鮮やかな黄色で、初夏まで残る。
  • ‘ディアボロ’

    Physocarpus opulifolius ‘Diabolo’
    葉は赤ジソのような色で、新芽の時期から落葉するまで観賞することができる。特に、秋の紅葉期は赤みを増して濃いワインレッドに変化する。葉が黄色い品種と一緒に植栽すると、お互いの葉色がいっそう引き立つ。

育て方・栽培方法

アメリカテマリシモツケの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:倉重祐二(くらしげ・ゆうじ)
新潟県立植物園副園長を経て、現在日本植物園協会事務理事。専門はツツジ属の栽培保全や系統進化、園芸文化史。著書に『よくわかる栽培12か月 シャクナゲ』『よくわかる土・肥料・鉢』(以上NHK出版)、『増補原色日本産ツツジ・シャクナゲ大図譜』 (改訂増補、誠文堂新光社)など。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

アメリカテマリシモツケのそだレポ(栽培レポート)

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