園芸分類 | 庭木・花木 | ||
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形態 | 低木 | 原産地 | 本州・四国・九州、沖縄、台湾、中国 |
草丈/樹高 | 0.2~0.5m | 開花期 | 7月 |
観賞期 | 11月~3月(果実) | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 普通 | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 常緑性,日陰でも育つ,盆栽向き | ||
カラタチバナは、自生地では日があまり当たらない林床に生えるので、木の下や建物の陰など、直射日光と冬の寒風が当たらない場所で栽培します。水はけがよく、乾きすぎず、水もちのよい土壌が適しています。
北関東以北を除いて、鉢植えは通年、風通しがよく、直射日光の当たらない戸外の棚の上などで管理します。日なたでは、夏には遮光が必要です。寒冷地での栽培、および斑入り品種の場合は、冬は軒下や無暖房の場所に置いて管理します。
庭植えでは、極端に乾燥する夏の高温期以外、水やりは必要ありません。
鉢植えでは、春と秋には十分に、夏は極端に用土が乾燥しないように水やりします。冬は、用土が乾燥したら水を与えます。
必要ありません。ただし、株を大きくしたい場合は生育期の5月上旬から下旬と、株が充実する9月下旬から10月上旬に、緩効性化成肥料や固形の油かすを施します。
病気:特にありません。
害虫:ハダニ
空気が乾燥すると、葉裏にハダニが発生するので、鉢植えでは、葉裏に霧吹きで水をかけて予防します。そのほか、害虫の被害はほとんどありません。
鉢植えでは、赤玉土小粒1、鹿沼土1、腐葉土1の配合土など、水はけと水もちのよい用土を使います。
成長が止まった10月から11月、または厳寒期を除いた休眠期の2月下旬から3月に植えつけができます。
植えつけは、根鉢の大きさの2倍の深さと幅の植え穴を掘り、掘り上げた土の量の1/3程度の腐葉土を混合したもので行います。根鉢のまわりに十分に水を注ぎ、棒などでつついて根と植え土をなじませます。
鉢植えでは、3年に1回、根鉢の土を1/3程度落とし、伸びすぎた根を切って整理し、一回り大きな鉢に植え替えます。適期は、庭植えの植えつけに準じます。
タネまき:生産現場ではつぎ木でふやしますが、台木を確保するのがむずかしいため、一般ではタネをまいてふやします。園芸品種では、親とは違ったものが出ることがあるので、それも楽しみの一つと考えましょう。
タネまきは、10月から11月に熟した果実を採取し、水で洗って果肉を完全に取り除き、タネだけにします。タネは乾燥させると発芽能力がなくなるので、乾かさないように注意します。平鉢や箱に赤玉土小粒などを敷き詰め、そこにタネをまきます。タネをまいた容器は、戸外に置いて、乾かさないように管理すれば、春から夏に発芽します。
特にありません。なお、カラタチバナは萌芽力が弱く成長も遅いうえ、樹高も高くならないので、剪定は不要です。
カラタチバナ(Ardisia crispa)は、「千両、万両」と称されるセンリョウ(Sarcandra glabra)、マンリョウ(A. crenata)と並び、百両と呼ばれます。さらにヤブコウジ(A.japonica)が十両とされます。い...
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