園芸分類 | 庭木・花木 | ||
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形態 | 高木 | 原産地 | 日本(関東地方以西)、中国、台湾 |
草丈/樹高 | 10m | 開花期 | 5月~6月 |
花色 | 白 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 常緑性,日陰でも育つ,耐寒性が強い | ||
日なたから明るい日陰まで幅広く植えることができますが、西日が当たらないように注意します。水はけがよく、有機質の多い土を好みます。
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水をやります。庭植えで、植えつけて2年以上たつ株は特に水やりの必要はありません。
庭植えは2月ごろ寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
病気:すす病
葉が、黒いすす状のカビに覆われ、見た目に悪いばかりか光合成まで妨げられます。
害虫:カイガラムシ
数種類のカイガラムシの発生が見られますが、なかでもルビーロウムシの発生が多く見られます。ルビーロウムシはほかの樹種にも発生するので、発生したときは周囲の庭木についても発生の有無を確認しておきましょう。成虫は体がロウ質で覆われているため、薬剤が効きにくいのですが、足が退化して移動できないので、竹べらなど樹皮を傷めないものでかき落とします。主に6月中旬から7月に幼虫が発生し移動して広がります。幼虫は移動できますがロウ質に覆われていないため、この時期は薬剤の散布が有効です。
水はけがよく、有機質の多い土が適します。赤玉土(中粒)と完熟腐葉または完熟樹皮堆肥を等量に混ぜたものなどを使います。
庭植え、鉢植えともに最適期は4月から5月上旬です。8月下旬から9月にも行えます。根を切る移植では、剪定をして葉の量を1/3~1/2ほど減らしてから行います。日が当たるようになった幹は、麻布テープなどで巻き、翌年の秋まで保護しておきます。庭植え、鉢植えともに、植えつけ、植え替えのときに、植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。庭植えで、水はけが悪い場所に植えつける場合は、盛り土をして高植えにしておきます。
タネまき:11月から12月ごろに完熟した実を採取し、指先で果肉をつぶしながら流水でよく洗い、タネを取り出します。そのあと乾燥させないように湿らせた砂に混ぜ、ビニール袋に入れて密閉し、冷蔵庫で保存します。翌年3月から4月にタネを取り出し、もう一度流水でよく洗ってからまきます。赤い実を楽しむには、雌株をふやす必要がありますが、実生苗は花が咲くまで、雌株か雄株かわかりません。しかも発芽から開花まで7年以上かかります。そこで、発芽した苗は鉢上げし、3年ほど育ててつぎ木の台木とし、のちに雌株をつぎ木します。
つぎ木:3月下旬から4月上旬に雌株の枝から穂木をとり、タネから育てた台木に「切リつぎ」します。ついだ部分はビニールテープを下から巻き上げて固定し、鉢ごとビニールに入れて密閉し、乾燥を防ぎます。さらに3年後、この株の枝に雄株の枝をついでおけば、1株だけでも実つきがよくなります。
剪定:特に定期的に行う必要はありませんが、枝が伸び、樹形を乱すようであれば、随時その枝を間引くか、切り戻しをして樹形を整えます。
ソヨゴは美しい緑色の葉で、葉の周囲に鋸歯はなく少し波打ちます。乾いたような質感の葉は風に揺れると周囲の葉とこすれ、かさかさと独特の音を立てます。春から芽吹いた新梢の葉のつけ根から花序が伸び、5月から6月に目立たない白い花が咲きます。10月か...
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