園芸分類 | 庭木・花木 | ||
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形態 | 高木 | 原産地 | 中国南西部 |
草丈/樹高 | 10~20m | 開花期 | 4月下旬~5月 |
花色 | 白(苞) | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 普通 |
特性・用途 | 落葉性,耐寒性が強い | ||
日当たりのよい場所を好みますが、乾燥を嫌うので西日が当たらないようにします。また、耐寒性はありますが、乾いた寒風を嫌うので北風が当たらない場所を選んでください。剪定することで樹形をある程度抑えることもできますが、大きく育つ樹種なので植える場所をよく考えましょう。保水性のある肥沃な土を好みますが、自生地が標高2000mほどの高原ですから、気温の高くなる地域では水はけをよくして土の通気性を高め、夏場の蒸れを抑えます。
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。水切れさせると、葉が大きいので、風などを受け水分がますます奪われます。もともと乾燥を嫌うので、水切れは禁物です。また、空中湿度を好むので、空気が乾燥していたら葉水や周囲の地面への水まきを行います。有機物での株元のマルチングなども効果的です。庭植えで、植えつけてから2年以上たつ株は水やりの必要はありませんが、雨が少なく土の表面が乾くような場合はたっぷり水を与えます。
庭植えは、1月から2月中旬ごろに寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておけば、そのほかは必要ありません。鉢植えは、3月に化成肥料を株元に追肥します。
特にありません。
水もちのよい肥沃な土を好みます。赤玉土中粒と完熟腐葉土またはバーク堆肥を等量で混ぜたものなどを使います。夏に気温の上がる地域では蒸れを防ぐために、通気性をよくします。赤玉土中粒1に対し桐生砂中粒または日向土中粒1、完熟腐葉土またはバーク堆肥2の比率で混ぜたものなどを使い、植えつける鉢も駄温鉢やテラコッタなど空気を通す素材を選びます。ただし、通気性がよい分、土が乾きやすくなるので注意してください。
市販されている苗のほとんどがポットで生産されており、出荷時に根を切られていませんから、特に時期を選びません。根を切って行う移植や植え替えは11月から翌年の3月にかけての落葉期(休眠期)に行いますが、3月上旬から芽吹く直前までが最適期です。気温の低い地域では植え傷みを避けるため、気温が上がり始めた芽吹き前に行います。鉢植えの植え替えも同様です。なお、庭植え、鉢植えともに植えつけや植え替えるときに、植え穴または鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として施します。
さし木:さし木による発根率は非常に低いものですが、あえて行うなら6月に行います。15~20cmほどの穂木をとり、水あげ後湿らせた細かな赤玉土にさし、たっぷり水を与えます。発根促進剤をさし穂の切り口につけてからさすとよいでしょう。発根率は10%に満たないものなので、なるべく数多くさしておきましょう。さし木後は大きめの透明のビニールで密閉し、湿度を保ちます。密閉する空間は大きいほど湿度や温度の変化が安定します。密閉後はさし床の土が乾く前に水を与え、明るい日陰で管理します。
剪定:剪定は基本的に11月から翌年2月の落葉期間中に行います。7月に翌年の花芽をつくり始めるので、落葉期には花芽ができていますが、葉のある生育期の剪定は樹冠内の乾燥につながるので控えたほうがよいでしょう。剪定しなくても自然に樹形は整いますが、大きくなるので植えつけた場所の限界まで育つのを待たず、ある程度育ったら枝が太くなる前に、早めの切り戻しや間引きをしておくと自然な姿に仕上がります。ただし同じ年にたくさんの枝を強く(短く)切り戻すと、花芽をたくさん切り落とすことになるので注意します。
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