園芸分類 | 庭木・花木 | ||
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形態 | 高木 | 原産地 | 日本、朝鮮半島、中国 |
草丈/樹高 | 6m | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 常緑性,カラーリーフ,耐寒性が強い,生け垣向き,日陰でも育つ,初心者でも育てやすい | ||
日なたから明るい日陰まで幅広く植えることができますが、明るいほうがよく育ちます。土質は特に選びません。
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから1年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。特に4月から7月の新しい葉は柔らかいので鉢植えは水切れに注意します。庭植えでは新しい根もよく出るので、植えつけてから1年以上たつ株はよほど長期間雨が降らないかぎり、水やりの必要はありません。
庭植えは、2月ごろ寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておけば、そのほかは必要ありません。
病気:うどんこ病
うどんこ病は糸状菌のカビの一種で、前年から樹上で冬越しした菌が発生源となり、比較的涼しい季節に発生することが多く、3、4月ごろから発生して広がり、夏に少しおさまりますが、秋に再び広がります。予防策としては、茂りすぎた枝を間引いて、風通しと採光をよくすることです。
害虫:カイガラムシ類、ユウマダラエダシャク
マサキナガカイガラムシ、ツノロウムシ、ルビーロウムシほか数種類が見られます。いずれも樹液を吸うため樹勢が弱り、排せつ物が堆積した葉や枝はやがて黒いすす状のカビが発生してすす病となり、見た目だけでなく光合成を妨げます。成虫は体がロウ質で覆われているため農薬が効きにくいのですが、足が退化して移動できないので、見つけたら竹べらなど樹皮を傷めないものでかき落とします。主に6月から7月に幼虫が発生し、移動して広がります。幼虫はまだ移動できますがロウ質に覆われていないため、この時期ならば接触毒性の薬剤を散布するのが有効です。
ユウマダラエダシャクは黒色のシャクトリムシで、群生して夜に葉を食害します。特に被害が多いのは5月から6月、8月、9月で放置していると葉を食い尽くされます。食べる量が少ない若齢幼虫のうちに捕殺するか薬剤散布を行います。株元の落ち葉は蛹になるための隠れ場所になるので常に取り除いておきます。
土を選ばないので市販の培養土が使えます。また、赤玉土中粒に対し完熟腐葉土またはバーク堆肥を半量の比率で混ぜたものなどでもかまいません。
鉢植え、庭植えともに適期は春の3月上旬から4月中旬、秋は9月中旬から10月中旬です。庭植え、鉢植えともに植えつけたり植え替えるときに、植え穴または鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として施します。
さし木:6月に新梢から10~20cmほどの穂木をとり、水あげ後に湿らせた土にさします。容易に発根するので、さし床の用土も清潔なものであれば何でもかまいません。さし木後は直射日光を避けた明るい場所で管理し、土が乾かないように水やりをします。
剪定:生け垣の樹形を維持するには、6月に1回目の刈り込みを行い、9月から10月に2回目の刈り込みを行います。年に2回の刈り込みで、小枝が分枝し生け垣が密になります。また、うどんこ病が発生していた場合は刈り込むことで発生密度を下げることにもなります。仕立て直しのために太い枝を切る場合は、芽吹きやすい3月から4月ごろに行います。
マサキは厚みのあるつややかな葉が1年を通して美しい常緑樹です。芽吹きがよく、刈り込みによる樹形維持が容易であるため、生け垣にもよく使われます。また、潮風や大気汚染にも強いため、海岸付近や自動車の交通量の多い都市部での植栽にも適しています。薄...
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