ドラゴンフルーツ
お気に入りに登録する

ドラゴンフルーツの基本情報

学名:Hylocereus
その他の名前:ピタヤ

科名 / 属名:サボテン科 / ヒロセレウス属

ドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツ

クリックすると拡大します

ドラゴンフルーツとは

特徴

ドラゴンフルーツ(別名ピタヤ)は森林性サボテンの仲間です。旺盛に成長する枝は自立しないので支柱を必要としますが、長さは最大で10m以上にもなります。月下美人のような強い芳香のある美しい花も魅力で、6月から10月くらいの間に、多くて5~6回、約1か月間隔で開花し、果実が収穫できます。沖縄で多く栽培されていますが、ほかの温暖な地域でも栽培されるようになってきています。丈夫で手間がかからず、10号程度の大きさの鉢と幹を誘引するトレリスなどがあれば、家庭でも十分結実させることができますが、よく果実をならせるには仕立て方が重要です。収穫した果実は縦に切り、スプーンなどですくって食べます。系統は、果実が赤色のものと白色のものに分けられ、近年はその中間の系統も流通するようになってきています。また、果皮が黄色でとげがあり、果実は白色で甘みがより強い別属のセレニセレウス・メガランサス(Selenicereus megalanthus)もあり、こちらは冬ごろに収穫されますが生産量は多くありません。

基本データ

園芸分類 果樹,熱帯植物
形態 多年草 原産地 熱帯アメリカ
草丈/樹高 1~10m 収穫期 7月~10月
受粉樹 不要 栽培難易度(1~5)
耐寒性 やや弱い 耐暑性 普通
特性・用途 常緑性,開花期が長い
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ヒロセレウス・ポリリズス

    Hylocereus polyrhizus
    果肉は鮮やかな濃ピンク色。1種類では結実しない自家不和合性の系統もあるので注意。
  • ヒロセレウス・ウンダタス

    Hylocereus undatus
    果肉が白色で、果肉が赤色の種類と比べてやや酸味がある。

育て方・栽培方法

ドラゴンフルーツの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:小川恭弘(おがわ・やすひろ)
千葉県館山市の植物園に勤務し、主に温室植物の育成や、管理、展示などの業務に18年携わる。現在はフリーランスとして活動。観葉植物から花木、果樹まで熱帯植物全般に精通している。日本ハイビスカス協会顧問。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ドラゴンフルーツのそだレポ(栽培レポート)

写真を見る

この植物名が含まれる園芸日記過去1年間

関連するコミュニティ

  • 月下美人の仲間たち
    皆さん、ようこそ。 「月下美人」という名前を初めて聞いたとき、どんな花を連想しますか。「月夜の下にひっそりと佇む色白の美人…」そうです。その通り、真夜中に大...

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!