ブラサボラ
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ブラサボラの基本情報

学名:Brassavola

科名 / 属名:ラン科 / ブラサボラ属

ブラサボラ
ブラサボラ・ノドサ

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ブラサボラとは

特徴

ブラサボラは棒状の細長い葉と、バルブが一体になったような株姿で、短く直立するものと、バルブ状の葉を下垂させて育つ種類があります。1本の花茎に、細い花弁の小花を複数咲かせます。また、香りのよい種類もあります。カトレアに近い仲間で、カトレア属やレリア属などとの属間交配にも使われています。
強い日ざしを好み、棒状のバルブ(葉)は、かなり強い日ざしに当たっても日焼けしにくい性質があります。逆に日当たりが悪いと、花つきが悪くなります。
カトレアに近い仲間としては、丈夫でやや低めの温度でも栽培が可能です。下垂して育つタイプは、コルクづけなどにして栽培すると野性味があって楽しめます。なお、一般にはあまり流通しないので、洋ラン専門店などで探してみるとよいでしょう。

基本データ

園芸分類 ラン
形態 多年草 原産地 中央アメリカ、カリブ海沿岸、南アメリカ
草丈/樹高 15~30cm程度 開花期 12月~1月、4月~6月、9月~10月(やや不定期性あり)
花色 白,緑 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,香りがある
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ブラサボラ・ノドサ

    Brassavola nodosa
    ブラサボラを代表する原種。小柄で棒状の直立するバルブをもち、細い花弁の白緑色の花を多数咲かせる。香りもよい。
  • ブラサボラ・リトルスターズ

    Brassavola Little Stars
    ノドサの花を一回り小ぶりにしたような花。株も、ノドサよりも細め。秋から冬にかけて、白緑色の花を咲かせる育てやすい交配種。
  • ブラサボラ・ツベルキュラータ

    Brassavola tuberculata
    やや長めで、細い棒状のバルブを下垂させる原種。白緑色の花は、原種のノドサによく似ている。

育て方・栽培方法

ブラサボラの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:江尻宗一(えじり・むねかず)
アメリカ・サンタバーバラのラン園への留学を経て、須和田農園を経営。カトレアを中心に育種にも取り組む。毎年、世界各地のランの自生地を訪れ、失われつつある野生状態を記録している。日本洋蘭農業協同組合(JOGA)・組合長。英国王立園芸協会(RHS)蘭委員会委員。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ブラサボラのそだレポ(栽培レポート)

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