ブラッシア
お気に入りに登録する

ブラッシアの基本情報

学名:Brassia
その他の名前:スパイダーオーキッド

科名 / 属名:ラン科 / ブラッシア属

ブラッシア
ブラッシア・ベルコーサ
ブラッシア
レックス‘リン’
ブラッシア
ブラッシア・ロンギッシマ

クリックすると拡大します

ブラッシアとは

特徴

ブラッシアは黄色のベースに茶色の模様が入る花です。細い針のような花弁を大きく広く広げる様子から、英語ではスパイダーオーキッド(蜘蛛蘭)とも呼ばれています。
日当たりを好む着生ランです。性質はたいへん強健なので、栽培は容易といえます。洋ランとしては、比較的寒さに強いものがほとんどで、冬は室内で管理をすれば、多くが冬越し可能です。
また、オンシジウムの親戚にあたり、同様に比較的大きなバルブと、やや大きめの葉をもちます。完成したバルブと葉の間から、花芽を伸ばして開花します。
オンシジウムとの交配種、ブラッシジウム(Brassidium)もあり、こちらはオンシジウムに似た感じでややコンパクトで茶色い花を咲かせます。

基本データ

園芸分類 ラン
形態 多年草 原産地 メキシコ~南米北部
草丈/樹高 20~60cm 開花期 春~夏
花色 黄,複色 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ブラッシア・ベルコーサ

    Brassia verrucosa
    メキシコ原産の大型原種。長く伸びる花茎に、大きく張りのある黄色い花を咲かせる。
  • レックス

    Brassia Rex
    おそらくブラッシアとしては、一番有名な大型交配種。ひときわ大きな黄色い花を、誇らしげに咲かせるさまは圧巻。
  • エターナル ウィンド

    Brassia Eternal Wind
    中型の交配種で、比較的咲かせやすいタイプ。初夏に涼しげに見える、黄色と茶色の花を咲かせる。
  • ブラッシア・コウダータ

    Brassia caudate
    比較的小柄な原種。花弁はやや垂れ気味で、比較的密に黄緑色の花をつける。メキシコ以南の熱帯アメリカ原産。
  • ブラッシア・シグナータ

    Brassia signata
    小型の原種。やや短めの花茎に大きく花弁を広げながら、黄に茶色が入る花を咲かせる。メキシコ、ペルー、ボリビア原産。

育て方・栽培方法

ブラッシアの栽培カレンダー
*関東地方以西基準

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:江尻宗一(えじり・むねかず)
アメリカ・サンタバーバラのラン園への留学を経て、須和田農園を経営。カトレアを中心に育種にも取り組む。毎年、世界各地のランの自生地を訪れ、失われつつある野生状態を記録している。日本洋蘭農業協同組合(JOGA)・組合長。英国王立園芸協会(RHS)蘭委員会委員。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ブラッシアのそだレポ(栽培レポート)

そだレポの投稿はまだありません。
ブラッシアを育てたことがある方は、ぜひその経験を皆さんにご紹介してください。

写真を見る

この植物名が含まれる園芸日記過去1年間

関連するコミュニティ

  • 関連するコミュニティはありません

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!