ロドリゲチア
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ロドリゲチアの基本情報

学名:Rodriguezia

科名 / 属名:ラン科 / ロドリゲチア属

ロドリゲチア
ロドリゲチア・ベナスタ

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ロドリゲチアとは

特徴

ロドリゲチアには、半下垂して開花するものが多くあります。大株になると複数の花茎が伸び、密につく白や赤紫の小輪の花が一斉に咲くと、小型の種類ながら豪華に見えます。開花期には比較的よく出回り、園芸店でも見ることができますが、花のない季節は洋ラン専門店でないと入手は困難です。
南アメリカの雨が多い地域に自生する着生ランで、高温多湿を好むものが多く含まれます。そのため低温や乾燥にはやや弱いので注意が必要です。
鉢植えで栽培しますが、鉢から株がはみ出る性質があるので、コルクの棒を立てて仕立てることもあります。

基本データ

園芸分類 ラン
形態 多年草 原産地 南アメリカの太平洋側、エクアドル、コロンビアなど
草丈/樹高 15cm程度 開花期 10月~1月を中心に開花(不定期性あり)
花色 白,赤紫 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • ロドリゲチア・ベナスタ

    Rodriguezia venusta
    ロドリゲチアとしては、比較的大輪で、ボリューム感のある白花の原種。水やりや施肥の際は、たくさん出る気根にも、十分な水や肥料をかけるように栽培するのがコツ。
  • ロドリゲチア・ランセオラータ

    Rodriguezia lanceolata
    旧名のセクンダ(R.secunda)で販売されていることもある、赤紫の小輪の花が咲く原種。小型で栽培しやすいが、乾燥すると弱るので注意する。
  • ロドリゲチア・デコラ

    Rodriguezia decora
    園芸店などに一番多く出回る原種。花は小輪で、白色にやや褐色の点が入る。株が上へ伸び上がって育つタイプで、やや大きな株は、コルク棒などを使って仕立てられていることが多い。小さな芽を切り分け、1号鉢ぐらいのミニ鉢仕立てで、ミニ洋ランとして販売されることもある。

育て方・栽培方法

ロドリゲチアの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:江尻宗一(えじり・むねかず)
アメリカ・サンタバーバラのラン園への留学を経て、須和田農園を経営。カトレアを中心に育種にも取り組む。毎年、世界各地のランの自生地を訪れ、失われつつある野生状態を記録している。日本洋蘭農業協同組合(JOGA)・組合長。英国王立園芸協会(RHS)蘭委員会委員。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

ロドリゲチアのそだレポ(栽培レポート)

ロドリゲチアの写真

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