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バラの未来へ
7月

住友化学園芸Presents ガーデンドクターのガーデン作業ワンポイント!住友化学園芸が月ごとの病気と害虫の予測をお知らせします。毎月の病害虫対策にお役立てください。

梅雨明けを迎え、本格的な夏が始まる7月。植物はおう盛に成長します。
花がら摘みや野菜の収穫、雑草取りなど庭仕事は山積みです。
病害虫も活発化する時期なので対策を忘れずに行いましょう。

■コガネムシ(成虫)
植物の葉を食害するコガネムシ

コガネムシは成虫、幼虫ともに植物に大きな被害をもたらす、やっかいな害虫です。7月は特に成虫による被害が多くなります。
成虫は果樹、落葉広葉樹や豆類の葉を、葉脈だけ残して網目状に食害します。外観が損なわれるのはもちろん、生育にも悪影響をおよぼします。バラの花にも群がって食害するので、要注意です。
種類によって異なりますが、成虫は5月ごろより現れ、メスの成虫は交尾後、土中に産卵します。幼虫の状態で越冬し、翌年の春先にはさなぎになります。7~8月ごろは産卵前で摂食量が多くなるため、この時期は被害が大きくなります。
成虫は庭木に潜んでいます。木をゆすると垂直に落下し、死んだふりをして、しばらくすると飛んで逃げます。発見したら、網などで素早く捕まえましょう。果樹などにつく成虫には水で薄めて使う殺虫剤のベニカ水溶剤、バラのコガネムシ成虫にはスプレータイプの殺虫殺菌剤ベニカXネクストスプレーでの防除がおすすめです。

葉を食べるコガネムシ

■カミキリムシ
幼虫は幹の中をかじり植物に大きな被害を与える

カミキリムシは成虫、幼虫ともに植物の大敵です。成虫は樹皮をかじり食害します。幼虫は成虫よりも被害が大きくなるので注意が必要です。幼虫は「テッポウムシ」とも呼ばれ、1~2年間にわたって、枝や幹の中をトンネル状に食害します。樹勢が著しく衰え、枝や樹が枯れることもあります。
成虫は5~6月ごろに羽化し、主に新梢の樹皮を食害。その後、交尾をし、10日ほどで幹などに傷を付けて産卵を始めます。産卵期間は6~10月、最盛期は6~7月ごろです。庭でカミキリムシの成虫を見かけた場合は、数か所で産卵している可能性があります。地際に産卵することが多く、幼虫の侵入口からはおがくず状の虫糞が出るので、日ごろから観察しましょう。薬剤は水で薄めて使う殺虫剤、ベニカ水溶剤を複数回散布し、カミキリムシの成虫を先に防除します。樹幹に産卵された場合は、虫糞の出ている所が侵入口です。糞を取り除き、エアゾールタイプの殺虫剤園芸用キンチョールEを虫穴の中に噴射して、樹の中の幼虫を退治します。バラのカミキリムシ成虫退治には、スプレータイプの殺虫殺菌剤ベニカXファインスプレーがおすすめ。

大きな被害を与えるカミキリムシ成虫(左)
幹の中を食べるカミキリムシ幼虫(右)

過去の作業ワンポイントはこちら

気温の上昇に合わせてアブラムシの被害が広がる

5月に最も相談の多い害虫がアブラムシです。アブラムシは春から秋にかけて繁殖しますが、特に20~25℃の気温で最も旺盛に繁殖します。成虫は条件が良いと毎日数匹から十数匹の雌の幼虫を産み(卵胎生)、産まれた幼虫は10日前後で成虫になり、雌だけで幼虫をさらに産み続けて増殖していきます(これを単為生殖と言います)。
植物への被害は直接被害と間接被害があり、直接的な害は新芽や葉裏などに寄生して植物の汁液を吸って加害することです。小さな虫ですが、群棲して加害されることによるダメージは無視できず、生育が著しく悪くなり、美観も損なわれます。間接的な害はウイルス病を媒介することです。ウイルス病に感染した植物の汁液を吸った有翅(ゆうし:羽で飛ぶ)のアブラムシが次に健全な植物に移動して汁液を吸う時にウイルスが植物体に侵入することにより感染します。繁殖が旺盛なアブラムシの防除には長期間効果が続く家庭園芸用GFオルトラン粒剤などの浸透移行性剤がオススメです。

予防と早期発見が大切な「うどんこ病」

5月に相談の多い病気はカビ(糸状菌)が原因のうどんこ病です。小麦粉(うどん粉)をまぶしたようになる症状で、葉や花首に発生します。湿度が低いと繁殖しやすく、逆に雨が続くようなときには発生が少なくなります。アブラムシと同様で20~25℃程度の気温が最も発生に適しています。特に風通しの悪いところなどでは多発する傾向にあります。葉の表面が白いカビに覆われると光合成が阻害されたり、葉から栄養を横取りされたりするので生育不良になり、花が咲かない、野菜では食味が低下する、果実が肥大しない、ひどい場合には枯死するなどの被害があります。防除には手軽に使える殺虫殺菌剤のスプレータイプ、ベニカXネクストスプレーがオススメです。

■ナメクジ
夜の間に花弁や葉をかじる。這った跡を見つけたら出没の目印!

6月の梅雨時に最も活動が盛んになるのがナメクジです。
ナメクジは乾燥に弱く、日中は鉢底など湿っぽい場所に隠れています。日が暮れて暗くなってから活動するため見つけるのが困難です。
雑食性なので、いろいろな植物をかじりますが、特に植物の柔らかい部分、花弁、新芽や若葉を好んで食害します。咲いたばかりの花も被害にあいやすく、年1回しか咲かない洋らんなどでは大きなダメージとなります。特に幼苗期の被害は深刻で、苗そのものが食べられたり生育が止まったりすることがあります。
這った跡にナメクジ特有の粘液が残り、乾燥すると光って見えるため、加害場所にいなくても他の害虫の被害と区別できます。この粘液は水がかかると溶けてなくなります。
普段どこに隠れているかわからないナメクジには、誘い出し食べさせて退治するえさタイプの誘引殺虫剤ナメナイトがオススメです。

■黒星病
バラの葉に黒い斑点が出て、やがて葉全体が黄色くなってぱらぱらと落ちる。

6月の梅雨時に悩まされる病気が黒星病です。
黒星病の症状は、葉に黒いしみ状の斑点が生じます。斑点がだんだん大きく広がっていくと、やがて病斑部の周りから黄色く変色し落葉します。特にバラで被害が大きく、うどんこ病と並びバラの2大病害といわれます。
前年に被害にあった枝や落葉した葉の上で、病原菌(カビの仲間の糸状菌)が越冬し、翌春、雨滴のはね返りなどにより伝染します。そのため、気温20~25℃程度の比較的高温で雨が続く梅雨時に多発します。
落ちた葉はこまめに拾い処分して発生源をなくし、鉢植えの場合はなるべく雨に当たらないようにしましょう。マルチングをして、株元からの水のはね返りを防ぐと効果的です。また、なるべく発生する前に浸透移行する殺菌剤を散布して発生自体を予防するように心がけましょう。バラにはベニカXファインスプレーがオススメです。

  • 気温の上昇に合わせてアブラムシの被害が広がる

    5月に最も相談の多い害虫がアブラムシです。アブラムシは春から秋にかけて繁殖しますが、特に20~25℃の気温で最も旺盛に繁殖します。成虫は条件が良いと毎日数匹から十数匹の雌の幼虫を産み(卵胎生)、産まれた幼虫は10日前後で成虫になり、雌だけで幼虫をさらに産み続けて増殖していきます(これを単為生殖と言います)。
    植物への被害は直接被害と間接被害があり、直接的な害は新芽や葉裏などに寄生して植物の汁液を吸って加害することです。小さな虫ですが、群棲して加害されることによるダメージは無視できず、生育が著しく悪くなり、美観も損なわれます。間接的な害はウイルス病を媒介することです。ウイルス病に感染した植物の汁液を吸った有翅(ゆうし:羽で飛ぶ)のアブラムシが次に健全な植物に移動して汁液を吸う時にウイルスが植物体に侵入することにより感染します。繁殖が旺盛なアブラムシの防除には長期間効果が続く家庭園芸用GFオルトラン粒剤などの浸透移行性剤がオススメです。

    予防と早期発見が大切な「うどんこ病」

    5月に相談の多い病気はカビ(糸状菌)が原因のうどんこ病です。小麦粉(うどん粉)をまぶしたようになる症状で、葉や花首に発生します。湿度が低いと繁殖しやすく、逆に雨が続くようなときには発生が少なくなります。アブラムシと同様で20~25℃程度の気温が最も発生に適しています。特に風通しの悪いところなどでは多発する傾向にあります。葉の表面が白いカビに覆われると光合成が阻害されたり、葉から栄養を横取りされたりするので生育不良になり、花が咲かない、野菜では食味が低下する、果実が肥大しない、ひどい場合には枯死するなどの被害があります。防除には手軽に使える殺虫殺菌剤のスプレータイプ、ベニカXネクストスプレーがオススメです。

  • ■ナメクジ
    夜の間に花弁や葉をかじる。這った跡を見つけたら出没の目印!

    6月の梅雨時に最も活動が盛んになるのがナメクジです。
    ナメクジは乾燥に弱く、日中は鉢底など湿っぽい場所に隠れています。日が暮れて暗くなってから活動するため見つけるのが困難です。
    雑食性なので、いろいろな植物をかじりますが、特に植物の柔らかい部分、花弁、新芽や若葉を好んで食害します。咲いたばかりの花も被害にあいやすく、年1回しか咲かない洋らんなどでは大きなダメージとなります。特に幼苗期の被害は深刻で、苗そのものが食べられたり生育が止まったりすることがあります。
    這った跡にナメクジ特有の粘液が残り、乾燥すると光って見えるため、加害場所にいなくても他の害虫の被害と区別できます。この粘液は水がかかると溶けてなくなります。
    普段どこに隠れているかわからないナメクジには、誘い出し食べさせて退治するえさタイプの誘引殺虫剤ナメナイトがオススメです。

    ■黒星病
    バラの葉に黒い斑点が出て、やがて葉全体が黄色くなってぱらぱらと落ちる。

    6月の梅雨時に悩まされる病気が黒星病です。
    黒星病の症状は、葉に黒いしみ状の斑点が生じます。斑点がだんだん大きく広がっていくと、やがて病斑部の周りから黄色く変色し落葉します。特にバラで被害が大きく、うどんこ病と並びバラの2大病害といわれます。
    前年に被害にあった枝や落葉した葉の上で、病原菌(カビの仲間の糸状菌)が越冬し、翌春、雨滴のはね返りなどにより伝染します。そのため、気温20~25℃程度の比較的高温で雨が続く梅雨時に多発します。
    落ちた葉はこまめに拾い処分して発生源をなくし、鉢植えの場合はなるべく雨に当たらないようにしましょう。マルチングをして、株元からの水のはね返りを防ぐと効果的です。また、なるべく発生する前に浸透移行する殺菌剤を散布して発生自体を予防するように心がけましょう。バラにはベニカXファインスプレーがオススメです。

※このページは、住友化学園芸株式会社が(社)日本植物防疫協会のJPP-NETに集約された都道府県の情報や、お客様相談室に寄せられた情報をベースに、向こう1ヵ月間の家庭園芸で発生が予想される病害虫の防除方法についてご紹介しておりますが、天候状況や地域などにより異なる場合があります。予めご了承ください。

今月のおすすめアイテム

世界初! 5種類の成分を配合した殺虫殺菌スプレー「ベニカXネクストスプレー」!
幅広い植物のさまざまな害虫と病気を多面的な仕組みでしっかり防除します。

※農林水産省に農薬登録された家庭園芸用殺虫殺菌スプレーにおいて(2019年2月時点)

ベニカXネクストスプレー

花、庭木、野菜など幅広い植物に使える、化学防除成分と物理防除成分を組み合わせた殺虫殺菌スプレーです。
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園芸用キンチョールE

カミキリムシ幼虫(テッポウムシ)退治に。専用ノズル(3方向噴射)で、ゴマダラカミキリ(バラ、カエデ、かんきつ類)、クワカミキリ(イチジク、ビワ)、クビアカツヤカミキリ(サクラ)、ヒメボクトウ(リンゴ)など樹幹に食入する幼虫を効果的に退治します。

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商品の使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。

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