これで安心!2人の講師が教える肥料の賢い施し方。春は栽培スタートの時期。 肥料を上手に施すと、1年を通じて植物が美しく健康に育ちます。 正しく賢い肥料の使い方を身につけましょう。

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鉢植えでがっちり収穫 果樹編

三輪正幸

三輪正幸
Masayuki Miwa

千葉大学環境健康フィールド科学センター助教。専門は果樹園芸学および社会園芸学。果樹栽培を家庭で気軽に楽しむ方法を提案している。

果樹はどんな種類でも鉢植えでOK。意外なほど気軽に始められます。初心者でも失敗しない、肥料の正しい施し方をお伝えします。

始めるなら今が適期!果樹編へ

葉の美しさを引き立てる 観葉植物編

間室みどり

間室みどり
Midori Mamuro

埼玉県でガーデンセンターのマネージャー を務める。 花の育て方、寄せ植えのつくり方など、数多くのレクチャーを行っている。

小型の観葉植物を寄せ植えで楽しむ方法を紹介します。葉を美しく保つには肥料は大切ですよ。

寄せ植えにチャレンジ!観葉植物編へ
果樹編 肥料は適切な時期に適量を施そう。

三輪正幸さんに教わる

肥料を正しく使っておいしい果樹を育てよう

おいしくて大きな果実を収穫するためには、多くの管理作業を工夫する必要があります。なかでも肥料は非常に重要な要素。まずは果樹に適した肥料の種類と施す時期、割合などについて、考えてみましょう。

これが基本! 果樹に適した肥料は?
「水平型」の肥料が使いやすい

肥料の三大要素にはチッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)があります。いずれも植物の成長には不可欠で、量も多く必要な要素です。近年では多くの果樹においてチッ素、リン酸、カリの三大要素の等量(水平型)か、リン酸がやや少なめ(谷型)の肥料を施すことが推奨されています。市販の肥料には水平型、谷型、山型などがありますが、果樹には主に水平型が使いやすいといえます。

市販の肥料における三大要素の割合。水平型:三大要素が等量。谷型:リン酸分が少ない。山型:リン酸分が多い

施す時期や割合は?
年に3回に分けて、元肥を多めに

肥料は植物の成長のタイミングに合わせて、必要な量を施しましょう。果樹の場合は元肥、追肥、お礼肥の年3回に分けて施すのが一般的です。

  • 元肥

    春から始まる成長期に合わせて、その後の生育の土台となる枝葉づくりのためのもの。量は多めに必要です。

  • 追肥

    枝葉の生育を促し、果実を充実させるために施します。

  • お礼肥

    果実の収穫後、消耗した株に栄養分を補給して、回復・充実させます。

目安施肥の割合は果樹によって異なるが上記を目安にするとよい。元肥(年間の施肥量の3〜6割)。追肥(年間の施肥量の2〜4割)。お礼肥(年間の施肥量の2〜3割)

やってみよう!実践編。始めるなら今!植えつけ時には元肥を忘れずに(例・柑橘類)

鉢植えで果樹を育ててみましょう。ほとんどの果樹は3月上旬から4月中旬まで、植えつけができます。
用土にあらかじめ元肥を混ぜておくことがポイントです。

1

準備するもの

左上から右に、10号(直径約30cm)のプラスチック鉢、柑橘類(ウンシュウミカン)の苗木、果樹用培養土、「ネクスコート野菜・くだもの用」、鉢底石。左下から右に剪定バサミ、移植ゴテ、剪定ノコギリ。

2

用土に元肥を混ぜる

培養土にあらかじめ元肥を混ぜる。「ネクスコート野菜・くだもの用」なら10号鉢(8ℓ)で40gをスプーンで計量して入れる。

POINT!

ゆっくり長く効く「緩効性」の肥料を使おう。肥料の三大要素が等量の「水平型」が便利。

3

根鉢を軽くほぐす

苗木を鉢から抜いて、根鉢を軽くほぐし、太い根を剪定バサミで切る。根がびっしりと回っていたら、剪定ノコギリで根鉢の底と周囲を3cmほど切り詰める。

太い根は剪定バサミで切っておこう。
4

用土を入れる

新しい鉢に鉢底石を入れたあと、培養土を少量入れて、で整理した根鉢を中央に置く。

根鉢の上部が鉢の縁から3cm程度下になるように高さを調整したあと、根鉢と鉢のすき間を培養土で埋める。細い棒でつつくか、鉢をトントンと軽く叩いて、培養土を落ち着かせる。

ウォータースペースとして3cm程度あける
POINT!

柑橘類をはじめ、果樹は台木に穂木をつぎ木したものが多い。穂木から根が出ないように、加えて深く植えて根が窒息しないように、つぎ木部分は土に埋めない。

5

植えつけ終了!

鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと水を与える。

もし葉が茂りすぎていたら……

枝分かれして混み合った部分があれば、枝を間引いて、内側に日光がよく当たるようにします。また、長く伸びた枝は先端を切り詰めておきます。

POINT!

追肥は6月、お礼肥は収穫の終わった11月。どちらも「ネクスコート野菜・くだもの用」なら10号鉢で40g程度を施す。

さらにもう1鉢!応用編“人気の果樹”ブルーベリーは専用の培養土で育てよう!

果樹のほとんどは「果樹用培養土」が利用できますが、ブルーベリーは例外です。
酸性で水もちのよい土を好むので、市販の「ブルーベリー用培養土」を用いるか、
酸度未調整のピートモスと鹿沼土を等量混合して使いましょう。

1

準備するもの

左上から右に、ブルーベリーの苗木、8号(直径約24cm)のプラスチック鉢、「ネクスコート野菜・くだもの用」、ブルーベリー用培養土、鉢底石。左下から右に剪定バサミ、移植ゴテ、剪定ノコギリ。

2

用土に元肥を混ぜる

培養土にあらかじめ元肥を混ぜる。「ネクスコート野菜・くだもの用」なら8号鉢(5ℓ)で25gを計量スプーンで入れる。

用土を自分でつくるなら……

酸度未調整のピートモス(右)と鹿沼土中粒(左)を等量でよく混ぜて用土にします。ピートモスも鹿沼土も肥料分を含んでいないので、忘れずに元肥を加えておきましょう。

POINT!

ピートモスはもともと酸性の資材。「酸度調整済み」として中性に近づけたものも売られているが、ブルーベリーには向かない。「酸度未調整」の表示のあるものを購入しよう。

3

根鉢を軽くほぐす

苗木を鉢から抜いて、根鉢を軽くほぐす。ブルーベリーは根が細く手でほぐしにくいので、根がびっしりと回っていたら、剪定ノコギリで根鉢の底と周囲を3cmほど切り詰める。

4

用土を入れる

新しい鉢に鉢底石を入れたあと、培養土を少量入れる。根鉢を中央に置いて、上部が鉢の縁から3cm程度下になるように高さを調整。

根鉢と鉢のすき間を培養土で埋める。細い棒でつつくか、鉢をトントンと軽く叩いて、培養土を落ち着かせる。

ウォータースペースとして3cm程度あける
5

不要な枝を整理する

枯れた枝、混み合った枝など、不要な枝はつけ根から切る(下)。また、株を若返らせるために、長く伸びた枝だけを選んで先端から3分の1程度切り詰める(右)。切り詰めた枝からは充実した枝が発生して株が若返り、毎年の収穫量が安定する。

不要な枝はつけ根から切り戻す。
長く伸びだした枝は3分の1程度切り戻す。
6

植えつけ終了!

不要な枝を整理したら植えつけ終了。鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと水を与える。

POINT!

追肥は5月、お礼肥は収穫の終わった9月。どちらも「ネクスコート野菜・くだもの用」なら8号鉢で25g程度を施す。

追肥は鉢土の表面にばらまくだけでOK。水やりのたびに肥料成分が少しずつ溶け出す。

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観葉植物編編 寄せ植えでそれぞれの葉の個性を引き立てます。

間室みどりさんに教わる

葉の美しさを寄せ植えで楽しむ

観葉植物の魅力はなんといっても葉の美しさ。特に小型の観葉植物は寄せ植えにすると、ボリュームが増して、一体感も生まれ、より自然な雰囲気を演出することができます。

観葉植物を美しく育てるには?3つのポイントがあります! これが基本!

❶ 置き場

[半日陰で育てよう]

観葉植物は室内の暗い場所では葉色が悪くなったり、間のびしたりします。レースのカーテン越しに日光が当たる半日陰の場所が理想です。

セネシオ・マクログロッスス、ヘミジギア・キャンディキッス、ヘリクリサム・ミクロフィラの寄せ植え

❷ 肥料

[少しずつ効かせる]

肥料分をコンスタントに少しずつ効かせると締まった株に育ちます。葉色を美しく育てるには肥料の三大要素(チッ素、リン酸、カリ)だけでなく、葉緑素のもととなるマグネシウムやそのほかの微量成分も欠かせません。

「ネクスコート観葉植物用」なら微量成分も含み、効果は4〜5か月持続。元肥は植えつけ、植え替え時に用土に混ぜ込む。

追肥は「ネクスコート観葉植物用」を用土の表面にばらまくだけ。水やりのたびに少しずつ成分が溶け出し、4~5か月効果が持続。

❸ 水やり

[乾いたら与える]

用土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行います。水の与えすぎは間のびの原因になります。また過湿になって、根腐れを起こすこともあるので要注意です。

葉に水がかかったときは、手で軽くはらって、水滴を落としておくと、葉が傷まずきれいに保てる。

やってみよう!実践編。これなら簡単! 観葉植物で寄せ植えをつくってみよう

気に入った小型の観葉植物を見つけ、寄せ植えにしてみましょう。
株の組み合わせや配置などに少し気を配るだけで、見違えるほどきれいな寄せ植えができます。
あとの成長も考えて、培養土に肥料を入れるのも忘れずに。

1

準備するもの

左上から時計回りに7号(直径約21cm)程度の鉢、観葉植物用培養土、元肥として「ネクスコート観葉植物用」、観葉植物の苗、鉢底網、棒(太めの箸など)。

2

配置を決める

フィカス・プミラ(右)、ピレア・サンパウロ(左)。どちらも枝垂れる種類だが、一方は斑入り、もう一方は葉が厚めで照りがある。組み合わせることで互いの葉の個性が引き立つ。

POINT!

葉が密な部分は避けて、葉が少ない場所を寄せると混み合いすぎず、一体感が出やすい。

中心から枝葉が放射状に自然に伸びて、伸びやかな姿に見える。

よくある失敗! 寄せ方の悪い例

全体の形を考えず、葉が密な部分同士を寄せると……。

葉が中心に集まって、息苦しい形になる。日当たり、風通しともに悪くなり、中心部の枝葉が傷みやすくなる。

3株の場合は……

もう1株ふやすと、さらに葉の表情や質感が引き立ち合う。寄せ方は上と同様に葉の少ないところを中心に合わせ、葉が外へ放射状に広がるようにするのがコツ。合わせる観葉植物の種類は、いずれも水やりの頻度や置き場など、同じような管理で育てられるものがよい。

3

根鉢の表面をきれいに

苗を鉢から抜いて、根鉢の表面の汚れた土を軽く落としてきれいにする。根が黒褐色に傷んでいたら切り落として整理する。

4

用土に元肥を入れる

鉢に鉢底網を敷き、培養土を入れる。培養土に元肥として「ネクスコート観葉植物用」を混ぜておく。この場合は7号(直径約21cm)の鉢なので、3gほど。

5

植えつけ

で決めた配置で株を寄せて植える。鉢と根鉢のすき間に培養土を入れたあと、棒でつついて、根鉢と培養土をしっかり密着させる。

POINT!

2つの株の根鉢の表面が同じ高さになるように注意。一方の株が沈んでいると過湿になり、根や茎が腐ることもある。

6

寄せ植え完成!

葉の向きを整えたら寄せ植え完成。鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと水を与える。

もっと楽しく!応用編 飾り方にもひと工夫

観葉植物は身近な場所に置いて楽しみたいもの。草丈の高い大型のものは床置きがメインですが、
小型から中型の大きさのものであれば、さまざまな飾り方が工夫できます。

鉢ごと吊るす

フラワースタンドを利用。シンゴニウム・ネオンは半日陰を好むので直射日光が当たらない玄関脇などのスペースなどに飾るとよい。

窓辺の棚に置く

室内に置くときも、ときどきは窓辺の棚などに置いて、カーテン越しの日光に当てると、美しい葉色を保つことができる。

棚上に置く

葉が枝垂れるものは、窓辺の棚や台の上など、高い位置に置いて楽しむ。空間に動きやリズムが生まれる。パーセノシッサス・シュガーバインほか。

よくある失敗! 鉢の選び方

プラスチック、陶器、金属などの素材のほか、一般的な器でも底に穴をあければ利用できます。素焼き鉢は乾きやすく、頻繁に水やりを行う必要があります。形は葉や茎が枝垂れる種類には縦長の鉢がよく似合います。色は主役の観葉植物が引き立つものを選びましょう。

さらにもう1鉢!応用編 飾り方にもひと工夫

観葉植物は2〜3年に1回、植え替えを行います。ひと回り大きな鉢に植え替える「鉢増し」を行っていると、
株は大きくなる一方で、置き場に困る場合もあります。そこでおすすめしたいのは、
根鉢を崩して同じ大きさの鉢に移す植え替えです。根が新しく伸びても、
それまでと同じ量に制限されているので、地上部の葉や茎なども大きくなりません。

1

鉢から根鉢を抜く

入手して2年目のモンステラ。鉢の中に根が回って水の吸収が悪くなってきたので植え替える。左手で鉢の縁を叩くと根鉢が抜けやすい。

2

根鉢の用土を落とす

根鉢を棒でつついて、用土をすべて落とす。傷んで黒褐色の根があったら、切って整理する。

3

用土に肥料を入れる

同じ大きさの鉢を用意。培養土を入れ、元肥として「ネクスコート観葉植物用」を混ぜ込む。

4

植え替え終了!

株を置いて、すき間に培養土を入れたら、棒などでつついて、根鉢と培養土を密着させる。水をたっぷりと与える。

POINT!

元肥と追肥で施す肥料の分量は等量でよい。「ネクスコート観葉植物用」なら5号鉢で1g、8号鉢で5g、10号鉢で10gを施す。

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[構成] 三好正人 [撮影] 田中雅也 [協力] 千葉大学環境健康フィールド科学センター、ガーデンセンターさにべる、ハイポネックス ジャパン

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元肥、追肥に、お礼肥にも使えます。

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商品に関するお問い合わせは株式会社ハイポネックス ジャパン、tel:06 -6396 -1119、受付時間:10:00 ~16:00(月~金)、土・日・祝日・年末年始、夏季休暇を除く ハイポネックス公式WEBサイトはこちら