樹種の選び方でもっと広がる緑のある暮らし 抽選で10名様に「アオダモの苗木」をプレゼント!

尾上信行さんに聞くこれからの庭

あなたの庭には、どんな木があり、どんな花が咲いていますか?
樹種の選び方、仕立て方など、庭づくりにも時代を反映したトレンドがあります。
今、そしてこれからの日本の庭づくりはどうなっていくのか?
40年にわたって造園樹木栽培に携わる尾上信行さんにうかがいました。

園芸研究家 尾上 信行(おのうえ・のぶゆき)1950年、神奈川県生まれ。東京農業大学で樹木全般を学んだのち、伝統的な樹種からコニファーなど新しいものまで、あらゆる造園樹木の生産に携わる。日本植木協会会員。NHK「趣味の園芸」の講師も務める。

庭を通して見える「時代」

わたしが、まだ駆け出しだった昭和40年代、庭木といえばドウダンツツジやツゲ、キャラ、マキ、モッコクなど、存在感のある樹木をきれいに刈り込む形式が主流でした。江戸時代から明治期にかけて守り続けられた伝統的な庭です。

しかし、その背後では、明治期に生まれた京都の無鄰菴(むりんあん)や東京の椿山荘(ちんざんそう)の流れをくみ、自然の開放感を取り入れた近代的日本庭園への模索が少しずつ進んでいました。戦後は、日本の伝統的な庭が存続する一方、関東で武蔵野のおもかげをかたちにした「雑木の庭」が広がり、昭和39年の東京五輪以降、個人の庭園にも取り入れられはじめています。

雑木の庭には、コナラやクヌギ、ソロ、エゴノキといった落葉高木が取り入れられ、自然にまかせて成長させます。もっとも、庭という人工的な環境に自然を切り取ってくるというのは、じつは簡単なことではありません。「人為的なのに自然に見せる」という造園の技術が磨かれた時代でもあったわけです。

1990年以降、人々の視線は海外へと向けられました。イングリッシュガーデンのブームを見ればわかるように、西洋の庭では草花も重要な要素です。「わび・さび」を大切にした樹木中心の「造園」と、草花を育てる「園芸」が、ここではじめて出会ったのでした。

こうして、時代を映しながら日本の庭のスタイルは20年ほどのサイクルで移り変わってきました。今はちょうど、次の変化を待っている時期なのです。

回遊式庭園のイメージ

池の周辺に石を配置した伝統的な回遊式庭園。マツ、サツキなど、ボリュームのある庭木を植え、1本1本に、ていねいな刈り込みを行っている(個人宅)。

庭のイメージ

雑木を利用した庭。ケヤキ、クヌギを前庭に配置して、自然樹形を基に剪定で樹形を整える技術が見られる(個人宅)。

庭師の仕事が変わった?

ところが、庭師や造園業の方々からは「最近は庭をつくるよりも壊す注文のほうが多い」という話をよく聞きます。

高齢化が進んできた昨今、お年寄りだけで一戸建ての住宅に暮らすのはたいへんです。多くの人が、生活しやすいマンションに移り住んでいきます。一戸建てで庭を楽しんできた人も、年を取って家をバリアフリー化するとなると、まず庭木を全部抜いて地面はコンクリートで覆い、広い駐車スペースをとります。庭を残すとしても部分的にウッドデッキを敷いて、プランターを置くくらいがせいぜいです。 庭はもう、わたしたちにとって必要のないものなのでしょうか。そんなことはないと思います。

「やっぱり自然はいいですね」、「暮らしのなかに緑が欲しい」。そんな声は、たしかに聞こえてきます。

みんな緑に心のやすらぎを求めているのだと思います。

そういいながらも、お客さんたちの言い分は、かなりわがままです。管理や手入れが難しく、面倒だと思われているのでしょう。

「緑はほしいけど、枝が伸びない木が欲しい」、「紅葉を楽しみたい。でも、落ち葉が落ちない木がほしい」……。

成長しない木はありません。葉の落ちない木もありません。落葉樹は秋にいっせいに葉を落としますが、常緑樹でも1枚ずつの葉には寿命があり、少しずつ落葉しながら新しい葉に交代しています。

回遊式庭園のイメージ

池の周辺に石を配置した伝統的な回遊式庭園。マツ、サツキなど、ボリュームのある庭木を植え、1本1本に、ていねいな刈り込みを行っている(個人宅)。

風が通る、空が広く見える庭を

このように一見、相反するような要望にも、解決策はあります。 たとえば、成長がきわめて遅い木を植えれば、庭師の剪定は数年に一度ですみます。落ち葉にしても、小さくて細かい葉ならそれほど気になりません。

さらにいえば、「雑木の庭」のような自然回帰や癒やしに加えて、これからの庭に求められているのは、さわやかさ、明るさ。これは世界的なトレンドです。

アオダモやアオハダ、コハウチワカエデ、ナツハゼなど、細い幹が何本も株立ちになる木は、枝葉がすいているので風通しもよく、空が広く見えるため、狭い庭に植えても開放感があります。

トネリコの仲間のアオダモは、春にかわいい白い花をつけ、モチノキ科のアオハダは、秋になると葉が明るい黄色に色づきます。それぞれの樹皮の美しさも魅力です。

わたしは今こそ、これまで培われてきた樹木の知見や技術をもとに、年をとっても、ずっとつきあえる庭を提案していく時なのだと感じています。

あなたもぜひ一度立ち止まって、ご自分の庭を見回してみてください。緑のある暮らしを失わずにすむ手立てが、きっと見つかるはずです。

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0120-190-521
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