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殿堂のバラ

世界中で愛されている名花 殿堂入りのバラ

殿堂入りのバラとは、世界37か国からなる世界バラ会連合が、3年に1回開催する世界バラ会議において選出する「世界中で愛されている名花」です。世界中のどの環境でも育てやすく普遍的な美意識から選ばれた美しさを持つ、栄誉あるバラたちです。1976年にピースが選出されてから、今までに16品種が殿堂入りしています。

ピース Peace

ピース
選出:1976年 オックスフォード大会(イギリス)
発表:1945年 メイアン(フランス)
系統:ハイブリッド・ティー
花径:15cm   樹形:半横張り性
記念すべき最初の殿堂入り品種です。第二次世界大戦後の1945年に、平和への願いを込めて名づけられた名花で、クリームイエローの花弁にピンクの覆輪が入る華やかな大輪花を咲かせます。性質が強く大輪を咲かせるこの品種の誕生は、バラの改良の歴史上、きわめて重要な転機となり、「ピース」を親にして後に多数の名花が生まれています。微香。

クイーン・エリザベス Queen Elizabeth

クイーン・エリザベス
選出:1979年 プレトリア大会(南アフリカ)
発表:1954年 ラマーツ(アメリカ)
系統:グランディフローラ
花径:12cm   樹形:直立性
エリザベス女王に捧げられ、女王の公邸の一つウィンザー城の芝生の周囲に数千本栽培されていると言われています。グランディフローラの系統を汲み、ハイブリッド・ティーのようにきれいに整った桃色の丸弁で柔らかな大輪が咲きます。耐暑性、耐寒性に優れており、手間の全くいらないほどの強健種で初心者にも育てやすいバラです。

ドゥフトボルケ Duftwolke(Fragrant Cloud)

ドゥフトボルケ
選出:1981年 エルサレム大会(イスラエル)
発表:1963年 タンタウ(ドイツ)
系統:ハイブリッド・ティー
花径:13cm   樹形:横張り性
ドイツ語で「香りの雲」という意味のドゥフトボルケ。「フレグラント・クラウド」とも呼ばれ、香りのバラの代表品種です。名前の通り甘くフルーティな芳香で、朱色の大輪、バランス良く重なった丸い花びらが特徴です。房咲きになりやすく、花持ちも良好。トゲが少なく強健種なので育てやすいです。

アイスバーグ Iceberg

アイスバーグ
選出:1983年 バーデンバーデン大会(ドイツ)
発表:1958年 コルデス(ドイツ)
系統:フロリバンダ
花径:8cm   樹形:半横張り性
「アイスバーグ(氷山)」の名前の通り、透明感のある真っ白な半八重咲きの花弁で、ドイツ語で「白雪姫」の意味の「シュネービッチェン」とも呼ばれています。清楚な白花が美しい、フロリバンダを代表する人気品種です。枝代わりに「ピンク・アイスバーグ」や、つる性の「つるアイスバーグ」があります。

ダブル・デライト Double Delight

ダブル・デライト
選出:1985年 トロント大会(カナダ)
発表:1977年 スイム&エリス(アメリカ)
系統:ハイブリッド・ティー
花径:12cm   樹形:横張り性
ダブル・デライトとは「二重の喜び」を意味し、花弁の色がクリーム色から赤色に移りゆく美しさと、濃厚なフルーツの香りを楽しめる、二重の喜びを得られることから命名されました。スレンダーで花茎は華奢に伸びるので、雨に当たるとうなだれます。花弁の縁の色彩は、日照や気温などによって左右されます。

パパ・メイアン Papa Meilland

パパ・メイアン
選出:1988年 シドニー大会(オーストラリア)
発表:1963年 メイアン(フランス)
系統:ハイブリッド・ティー
花径:15cm   樹形:直立性
いわゆる「黒バラ」の名花で、ベルベット調の黒赤色の花を咲かせます。紅のビロードを思わせる花は気品が溢れ、強く情熱的で洗練されたダマスク・モダンとよばれる香りがあります。フランスの育種家アラン・メイアンが、「ピース」を作出した祖父のアントワーヌ・メイアンに捧げたバラです。

パスカリ Pascali

パスカリ
選出:1991年 ベルファスト大会(イギリス)
発表:1963年 ランス(ベルギー)
系統:ハイブリッド・ティー
花径:10cm   樹形:直立性
花弁の端がきりっと巻く剣弁高芯咲きで、花芯が少し黄色みを帯びていますが、外側になるにつれ純白になります。数輪の房になって咲く多花性で、耐寒性、耐暑性ともに優れる強健種です。「パスカリ」とは、キリスト教の復活祭を意味し、復活祭に捧げられる純白の花をイメージして名づけられました。

ジャスト・ジョーイ Just Joey

ジャスト・ジョーイ
選出:1994年 クライストチャーチ大会(ニュージーランド)
発表:1972年 カンツ(イギリス)
系統:ハイブリッド・ティー
花径:14cm   樹形:半横張り性
特徴は、フリルのような弁先が波を打ち、直径15cmにもなるパステル調のアプリコット色の花が次々と咲くことです。秋花は濃い色になります。また、強香種として有名な「ドゥフトボルケ」の血統ですので、高い芳香性を持っています。花付きも良く、育てやすい強健種で、花壇や切花に最適です。

ニュー・ドーン New Dawn

ニュー・ドーン
選出:1997年 ベネルクス大会(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)
発表:1930年 サマーセット・ローズ・ナーセリー(アメリカ)
系統:ラージ・フラワード・クライマー
花径:8cm   樹形:つる性
1枝に5輪ほどの房咲きになり、淡いピンク色でゆるく開いた半八重のカップ咲きの花を咲かせます。つるバラの人気品種で、日照不足や半日陰にとても強い性質を持っています。条件がよい場所はもちろん、北側のフェンスや壁面を覆うのにも適しています。つるバラの育種に大きく貢献した品種です。

イングリッド・バーグマン Ingrid Bergman

イングリッド・バーグマン
選出:2000年 ヒューストン大会(アメリカ)
発表:1985年 ポールセン(デンマーク)
系統:ラージ・フラワード・クライマー
花径:13cm   樹形:半横張り性
緋赤系品種のなかでは最高クラスの完成度を誇る品種です。緋赤色の半剣弁高芯咲で、弁質がよく、雨に打たれても花形がくずれません。耐病性、耐寒性もあり、樹形は半横張り性でまとまりよく育ちます。枝は赤みを帯び、葉は大きめの照り葉、芳香は微香性です。

ボニカ'82 Bonica'82

ボニカ'82
選出:2003年 グラスゴー大会(イギリス)
発表:1982年 メイアン(フランス)
系統:シュラブ
花径:8cm   樹形:半つる性
サーモンピンク色の丸弁平咲きの花を、スプレー状の大きな房咲きになって咲かせます。秋の花は濃色になり、よりいっそう美しく見応えがあります。耐病性、耐寒性に優れ、丈夫で育てやすい品種です。半つる性のジュラブに分類されますが、枝先が垂れず、樹形がよくまとまるため利用しやすく、広く親しまれています。微香。

ピエール・ドゥ・ロンサール Pierre de Ronsard

ピエール・ドゥ・ロンサール
選出:2006年 大阪大会(日本)
発表:1987年 メイアン(フランス)
系統:ラージ・フラワード・クライマー
花径:12cm   樹形:つる性
2006年、日本で開催されたバラ会議で殿堂入りした品種です。クラシックな花形で人気の高いつるバラです。薄いピンクの花びらが中心になるほど濃くなり、深いカップ咲きからロゼット咲きへと変化していきます。花が大きく重いのでうつむき加減に咲くため、見上げるような高いフェンス、壁面、アーチに誘引すると開花時には見事です。微香。

エリナ Elina

エリナ
選出:2006年 大阪大会(日本)
発表:1983年 ディクソン(イギリス)
系統:ハイブリッド・ティー
花径:12cm   樹形:直立性
クリームイエローの丸弁高芯咲き。耐寒性、耐暑性、耐病性のある育てやすいバラで、初心者にもおすすめの品種の一つです。樹形は直立性でよく伸びるので、花壇に植える場合は後列に配置したり、比較的狭いスペースでも植えられます。強健な性質で、世界的に高い評価を得ています。微香。

グラハム・トーマス Graham Thomas

グラハム・トーマス
選出:2009年 バンクーバー大会(カナダ)
発表:1983年 オースチン(イギリス)
系統:シュラブ
花径:9cm   樹形:半つる性
山吹色の深いカップ咲きで、5~8輪の房咲きになって花を咲かせます。さわやかで強いティー系の香りがあります。生育旺盛でシュートはまっすぐに伸びます。枝垂れる花房を見上げられるように高さのあるアーチ、パーゴラなどに誘引すると魅力が増します。作出者デビッド・オースチンの師で園芸研究家、グラハム・トーマスにちなんで名づけられました。

サリー・ホームズ Sally Holmes

サリー・ホームズ
選出:2012年 ヨハネスブルグ大会(南アフリカ)
作出:1976年 ホームズ(イギリス)
系統:シュラブ
花径:8cm   樹形:半つる性
アイボリー色の一重咲きで、ボール状の大きな房になって開花し、花数が多いのが特徴です。しなやかな長い枝咲にくす玉のような花がたっぷり咲く姿は、豪華絢爛。ぐんぐん枝を伸ばして大きく育ち、丈夫で耐病性も強く、初心者にも育てやすい品種です。淡い香りがあります。

カクテル Cocktail

カクテル
選出:2015年 リヨン大会(フランス)
発表:1957年 メイアン(フランス)
系統:シュラブ
花径:5cm   樹形:つる性
シュラブに分類されている品種ですが、日本では一般的にはつるバラとして、古くから庭に植えられて親しまれています。鮮やかな赤に黄色のグラデーションが入る様子は、名前の通り色が混ざり合うカクテルのよう。赤に中心が黄色の一重咲き。花つきがとてもよく、早咲きで春以降も次々と開花します。



※作出・発表年については「世界ばら会連合HP」より
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