学名:Spiranthes sinensis var. amoena
和名:ネジバナ
その他の名前:モジズリ、ネジリバナ、ヨジリンボウ
科名 / 属名:ラン科 / ネジバナ属
ネジバナは低地から亜高山帯までの、芝生や湿地帯の明るい場所に普通に見られる多年草です。葉は濃い緑色で根元に集まってつき、1~8本の株立ちになります。地下には多肉質の太い根が10~15cmほど伸びています。株の中心から高さ15~40cmの花茎をまっすぐに伸ばして、らせん形に花をつけます。1つの花は5mm弱ですが、明るい桃色と独自の形で目立ちます。花後、タネを散らすと株は一時休眠して、その後、芽を出します。
屋久島の高地の特産であるヤクシマネジバナ(Spiranthes sinensis var. amoena f. gracilis)は全体に小型で10~20cmほどしかありません。各地でまれに見つかっているアキネジバナ(S. sinensis var. amoena f. autumnus)は夏の終わりごろから10月にかけて開花する秋咲きのタイプです。ナンゴクネジバナ(S. sinensis var. sinensis)は日本では伊豆諸島と奄美大島以南に分布するネジバナの基準変種です。子房に毛がないのと、3月から4月ごろに開花するのが特徴で、冬は最低温度5~10℃に保たなければなりません。
ほかにもアメリカ産の白い花を咲かせる種類が栽培されていますが、これがどの種にあたるのかははっきりしません。
園芸分類 | ラン,山野草 | ||
---|---|---|---|
形態 | 多年草 | 原産地 | 日本各地(種としては、北はウラル山脈、南はタスマニア島まで広く分布する) |
草丈/樹高 | 15~40cm | 開花期 | 6月~7月 |
花色 | ピンク,白 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 落葉性,耐寒性が強い,盆栽向き | ||
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
C, C.G.Roebrin... 2024/03/29 | 3時になりまし... 2024/03/29 | ギャザリングレ... 2024/03/29 |
ナデシコとラベ... 2024/03/29 | 買っちゃいまし... 2024/03/29 | キウイの挿し木 2024/03/29 |