みんなの趣味の園芸 寄せ植え

寄せ植えの基本・作り方、作品集

寄せ植えとは、一つの器に複数の植物を植え込むことです。
スペースがなくても複数の植物が楽しめ、1種類で楽しむときとは違った組み合わせの面白さがあります。
このページでは誰でもすてきな寄せ植えを作れるコツを紹介します。
寄せ植え向きの植物選びや、植えつけのポイントを園芸家の上田広樹さんが解説。
参考になるキレイな作品写真もいっぱいです! 季節に合わせて自分スタイルの寄せ植えを楽しみましょう。
  • 寄せ植えの基本
  • 作り方のポイント
  • おすすめの花
  • みんなの作品
  • 寄せ植えコンテスト
  • ブック

寄せ植えコンテスト

「第3回 寄せ植えコンテスト」結果発表! 全受賞作品を公開中
「みんなの趣味の園芸」と、プロトリーフ&ハイポネックスジャパンの共同主催による「第3回 寄せ植えコンテスト」。応募いただいた合計2,026作品のなかから、講師陣の厳選なる審査の結果、ついに受賞作品が決まりました!
入賞作品は、テキスト『趣味の園芸』9月号(8月21日発売)と「みんなの趣味の園芸」、プロトリーフ特設サイト(engeis)でも紹介しています。
コンテスト特設ページ

寄せ植えの基本

観賞期間の目安

寄せ植えの観賞期間は、2~3か月程度です。長期間楽しめる寄せ植えを作ることもできますが、長く楽しむことを求めすぎると、使用できる植物が限られます。開花期の短い植物を使用すると、観賞期間が1か月程度ということもありますが、その季節ならではの花や色を楽しむのも、寄せ植えの魅力です。

管理のコツ、基本的な作業

●肥料:植えつけから10日~2週間して根づきはじめたら、追肥をスタートします。1~2か月に1回、固形の緩効性化成肥料を置肥するか、次々に花が咲く植物は7日~10日に1回の液体肥料が効果的です。
●水やり:寄せ植えは一つの器に複数の植物を植えるので、水やりは過湿に注意して乾かし気味に管理しましょう。
●切り戻し、花がら摘み:春から夏にかけては、茎や枝が伸びすぎたら、バランスを見ながら切り戻します。元気な葉のついた節を数節残しておけば、また茎や枝を伸ばします。花がら摘みや枯葉取りも忘れずに行い、寄せ植えを美しく保ちましょう。

一年草と多年草は一緒に植えられる?

期間の設定さえしっかり決めておけば、寄せ植えでの扱いは、多年草も一年草も、そして樹木(木本)も同じです。
状態がよければ、そのまま一年草だけを新しい季節のものに植え替えて、新しい寄せ植えとして楽しむこともできます。

はじめてでもキレイに作れる寄せ植えの基本は、『寄せ植えスタイリングブック』 でさらに詳しく解説しています。

作り方のポイント

1.主役の植物を決めましょう

寄せ植えのづくりの第一歩は、主役の植物を決めることから始まります。主役といっても、豪華な植物でなくても大丈夫。自分が一番「好き」な植物が、寄せ植えの主役です。主役に高さやボリューム、華やかさが足りなければ、ほかの植物でサポートしてあげればよいのです。早速園芸店に行って、お気に入りの植物を探しましょう。

2.テイストをイメージしましょう

主役の植物が決まったら、次は合わせる器や容器を選びます。その際に大切なのが、テイストをそろえること。
置き場所や楽しみ方に合わせて、つくりたい寄せ植えのテイストをイメージしてみましょう。
  • ポップ
    ポップ
    黄色、オレンジ色、白でまとめて明るく元気なイメージに
  • クール
    クール
    黒いニチニチソウを小花や葉で囲い込んでシャープな印象に
  • エレガント
    エレガント
    八重咲きやフリルの入った植物で豪華さをプラス
  • ナチュラル0
    ナチュラル
    目立つ花色は使わず、主張しない小花などで合わせる

3.器を決めましょう

さまざまな形や材質、色があるので、テイストに合った質感や色合いのものを探しましょう。
素焼き鉢は通気性や水はけがよく、植物がよく育ちます。はじめて寄せ植えを作る人には、大きさは、ある程度株数が植えつけられる8号鉢くらいがおすすめです。
  • 素焼き・陶製
    素焼き・陶製
    素焼きは通気性や水はけがよく、植物がよく育つ。釉薬をかけて焼いた陶製は通気性、水はけで多少劣るが、生育には問題はない。高温で焼いたものほど固く、暑さや寒さにも強いのが特徴
  • グラスファイバー製
    グラスファイバー製
    ガラス繊維でできた器で、デザイン性に優れる。素焼きや陶製の質感を再現しつつ、軽量で持ち運びしやすいのが特徴。暑さ寒さにも強いので、戸外でも使用できる
  • 金属
    金属
    ワイヤーやブリキなど、さまざまな色合い材質のものが出回る。軽量でデザイン性があり、さびも自然な風合いとして楽しめる。排水用の穴をあければ、インテリア雑貨の器も使用できる
  • 樹脂、ウッド
    樹脂、ウッド
    陶製とよく似ているが、形やデザインが豊富。つやがあり上品なイメージに。ウッドは軽量でナチュラルな雰囲気を演出。器の下にレンガなど敷いておくと長持ちする

4.デザインを考えましょう

バランスのよい寄せ植えを作るために、基本の2つのデザインをマスターしましょう。一つが、高、中、低の3段階を軸に高低差を付けたデザイン。もう一つが、ドーム形にこんもりと茂らせるデザインです。
基本のデザインが上手にできるようになったら、自分流にアレンジしてみましょう。
  • 高低差をつける
    高低差をつける
    器を3つのゾーンに分け、正面から見て後方に背の高いもの、中央に中程度のもの、前方に低い植物をひな壇状に配置して、奥行きと立体感を出す
  • こんもり茂らせる
    こんもり茂らせる
    器の中心を基準にし、正三角形か対角線上に配置すると、きれいなドーム状にまとまる。中心に1株入れて真ん中が空かないようにするのもポイント

5.合わせる植物を選びましょう

主役の色味やボリュームをサポートする植物、主役やサポート役を引き立てるカラーリーフプランツなどを選べば、役者が揃います。植物選びに迷ったら、色目を優先して考えましょう。
きれいな色合わせの基本は、同系色でグラデーションをつける、反対色で際立たせる、の2つの方法です。
  • 同系色
    同系色
    同系色の濃淡でグラデーションをつける方法は、失敗が少ない色合わせの基本。花だけでなく葉の色にも注目して、主役の花と同系の色合いの植物を集めましょう
  • 反対色
    反対色
    主役の花色を同系色の植物でサポートして、アクセントに反対色を入れるとどちらの色も際立つ。このとき、主役の色よりアクセントカラーが多くならないよう注意

みんなの作品

「第3回 寄せ植えコンテスト」の「一般部門」へ応募されたみんなの作品写真を見ることができます。寄せ植えづくりの参考になる作品がいっぱいです(※受付は終了しました)。
> 第2回 寄せ植えコンテストの応募作品
> 第1回 寄せ植えコンテストの応募作品

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ブック

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NHK趣味の園芸
寄せ植えスタイリングブック
草花の魅力を120%引き出す
上田広樹 著
寄せ植えのスペシャリスト・上田広樹さんがつくり出すさまざまなタイプの寄せ植え作品を、植物の旬ごとに4つに分けて80点余りを紹介。さらに、組み合わせの妙で植物の魅力を存分に引き出し、どんどん美しくなっていく、上田流寄せ植えづくりのテクニックを余すところなく伝える一冊。
上田広樹さんからのメッセージ動画 「寄せ植えに挑戦してみましょう」
寄せ植えは難しくありません。鉢と花の組み合わせでさまざまな寄せ植えが作れます。ぜひチャレンジしてください。
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