4倍体(よんばいたい)



生き物はすべて、それぞれの種類によって個有の数の染色体をもっています。多くの標準的な生物では、体(植物では葉や茎など)の細胞の染色体の数は、生殖細胞(植物では花粉など)の染色体の数の2倍になっています。これを「2倍体」といいます。体細胞の染色体数がさらにその倍の4倍になったものが「4倍体」です。4倍体は自然界にも存在しますが、人為的につくり出されたものもあります。一般に、4倍体は2倍体より大きく、特に花が大きくなることから、園芸品種として高く評価されています。

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