我が家のファイアーボールとバリエガータ

翔子
翔子さん
植物名 ネオレゲリア
品種名 ファイアーボール バリエガータ ハンニバルレクター サボタージュ? ガスパチョ?
地域 山形県 場所 室内 栽培形態 鉢植え
日当たり 明るい日陰 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

我が家のファイアーボールとバリエガータ

我が家のファイアーボールとバリエガータ

作成日:2017/09/06
最終更新日:2017/09/06

2011年12月、近所のホームセンターで見切り状態のファイアーボールを見つけたので購入。
翌年1月に、斑入りのバリエガータを購入しました。
艶やかでパリッとした張りのある葉っぱは美しく、すっかりお気に入りです。

  • 植え替え待ちのネオレゲリア達

    1

  • ファイアーボールを鉢から抜いたところ

    2

  • 用土をほぐしたところ

    3

  • ファイアーボールをミズゴケに植える

    4

  • 植え込み完了

    5

  • バリエガータも植え替えます

    6

  • 根っこが!

    7

  • バリエガータを土に植える

    8

  • 植え替えの終わったネオレゲリアたち

    9

  • その後のネオレゲリア達 ①

    10

  • その後のネオレゲリア達 ②

    11

  • その後のネオレゲリア達 ③

    12

  • その後のネオレゲリア達 ④

    13

  • その後のネオレゲリア達 ⑤

    14

  • その後のネオレゲリア達 ⑥

    15

  • その後のネオレゲリア達 ⑦

    16

  • その後のネオレゲリア達 ⑧

    17

  • その後のネオレゲリア達 ⑨

    18

  • その後のネオレゲリア達 ⑩

    19

  • その後のネオレゲリア達 11

    20

  • その後のネオレゲリア達 12

    21

  • その後のネオレゲリア達 13

    22

  • その後のネオレゲリア達 14

    23

  • その後のネオレゲリア達 15

    24

  • ガスパチョ? の様子

    25

  • ハンニバルレクターの様子

    26

  • サボタージュの様子

    27

  • バリエガータの様子

    28

  • ガスパチョ? の蕾?

    29

  • ガスパチョ? の花が咲いた

    30

1.植え替え待ちのネオレゲリア達

我が家のファイアーボールとバリエガータ 植え替え待ちのネオレゲリア達
左側がファイアーボール、右側がバリエガータです。
購入から約1年。
子株も伸びているので、陶器の鉢からプラスチック製の鉢へ植え替えを行おうと思います。

2.ファイアーボールを鉢から抜いたところ

我が家のファイアーボールとバリエガータ ファイアーボールを鉢から抜いたところ
用土は、ピートモス+ヤシ繊維を3:7の割合で使用しました。
鉢から引き抜いた時の手応えが軽かったので見てみると、想像していたのと違って、根が張っていませんでした。

3.用土をほぐしたところ

我が家のファイアーボールとバリエガータ 用土をほぐしたところ
内部はどうなっているか確かめたくなり、指でそっと探りましたが、根らしいものは見当たりません。
現地では樹木に着生するらしいので、根が巻いて白くなるほどまでにはならないのでしょうか?

4.ファイアーボールをミズゴケに植える

我が家のファイアーボールとバリエガータ ファイアーボールをミズゴケに植える
着生している植物なので、あまり用土には拘らなくても良いと考え、ミズゴケで植え込むことにしました。
鉢は、100円ショップで購入したプラスチック製のもの。
ミズゴケは、ホームセンターで購入した安物です。

5.植え込み完了

我が家のファイアーボールとバリエガータ 植え込み完了
水で濡らしたミズゴケを絞り、植え込みます。
ぐらつかない様にしっかり押さえ込んで、完成です。

6.バリエガータも植え替えます

我が家のファイアーボールとバリエガータ バリエガータも植え替えます
こちらは斑入り品種のバリエガータです。
ネオレゲリアは、このようにロゼット状になっていて、中心部に水が溜まる構造を持っています。

7.根っこが!

我が家のファイアーボールとバリエガータ 根っこが!
鉢から引き抜こうとすると微かに抵抗があり、見てみると根が張っていました。
バリエガータの用土は、ファイアーボールと同じくピートモス+ヤシ繊維でしたが、比率を7:3にしていたのが影響したのでしょうか?

8.バリエガータを土に植える

我が家のファイアーボールとバリエガータ バリエガータを土に植える
もし植え込む用土によって根の状態が変わるのであればと思い、バリエガータは赤玉土と腐葉土、牛糞堆肥、パーライト、鹿沼土を4:3:1:1:1の割合でブレンドした土に植えてみることにしました。
枯れたらどうしよう、とドキドキしています。

9.植え替えの終わったネオレゲリアたち

我が家のファイアーボールとバリエガータ 植え替えの終わったネオレゲリアたち
最後に、葉の表面についたホコリを濡れタオルで拭いて、植え替え完了です。
子株は切らず、そのままにしておきました。
用土の違いで生育に差が出るかどうか、来年の春が楽しみです。

10.その後のネオレゲリア達 ①

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 ①
ファイアーボールは寒波で枯れてしまいました。 ※日記参照。

バリエガータは無事で、増えては株分けを繰り返しながら維持しています。
現在は小さめの駄音鉢にヤシの繊維をつかって植え込み、浴室の出窓付近においています。周囲のタイルによって光が反射するので明るく、温度が極端に下がらず、凍結の心配もありません。湿度が高い環境なので、結露するがまま放置していますが、とても元気です。

11.その後のネオレゲリア達 ②

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 ②
ファイアーボール、バリエガータに続いて入手したのが、ハンニバルレクターです。
赤黒い虎模様が美しく、葉の縁の尖りは鋭く、痛いくらいです。
入手してからヤシの繊維に植え込んだのですが、思いつきで軽石を化粧代わりに敷いてみたのは失敗でした。飼っている十姉妹が、軽石を咥えて床に落とす悪戯を覚えてしまい、掃除が大変。鉢を傾けただけでポロポロと零れるのも困ります。次回の植え替えで軽石は全て取り除く予定です。

12.その後のネオレゲリア達 ③

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 ③
さらに去年の5月末頃、HCで見切り処分されていた赤塚農園のネオレゲリアを2種類購入。
こちらはサボタージュというタグが差してありました。大きな葉に黄色い筋状の斑が入り、明るい印象です。鉢は大きいので購入当時のまま、植え替えなどもしていません。ココヤシ? のような材料で植え込んであり、時々縞模様の入った細くて柔らかいミミズが地表に出てきます。出てきたミミズは飼っているクサガメのおやつにします。

13.その後のネオレゲリア達 ④

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 ④
こちらは購入時からタグがなく、赤塚農園HPで調べたところ、ガスパチョという種類に似ていたので、そのつもりで育てていますが……いまいち自信がありません。
葉の中央が赤く染まり、緑色の点状模様がおしゃれです。サボタージュに負けず劣らず大きく、迫力があります。

どちらも現在はバリエガータと同じ浴室で管理しています。多湿による結露で葉の中心にも付け根の隙間にも水がタップリですが、腐らずとても元気です。

14.その後のネオレゲリア達 ⑤

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 ⑤
サボタージュは7〜10月までの間に蕾が上がり、花が咲きました。真ん中の水が貯まる部分から沢山の蕾が盛り上がり、1日2〜3花咲きました。花弁は薄紫色で小さく夜には萎み、翌日別の蕾が開いて咲くサイクルを繰り返しました。
ところが花を綺麗に見るために水を控えめにしていた所、咲き終わった花弁が白くカビて、花よりカビの成長を観察しているような状態になってしまいました。最後まで綺麗に見届けられずに残念でした。

15.その後のネオレゲリア達 ⑥

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 ⑥
観葉植物として長く楽しめるネオレゲリアですが、花が咲いた株は数年かけて子株を出した後に枯れてしまうのだそうです。
このサボタージュと過ごせるのもあと数年ということになるので、気持ちよく子株を出して貰える様に、これからも試行錯誤を繰り返しながら、当地でのネオレゲリア栽培を楽しんでいきたいと思います。

16.その後のネオレゲリア達 ⑦

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 ⑦
春になり暖かくなったのでネオレゲリアたちは屋外管理に移行しました。今年は雨の当たる場所に置いて、水やりは雨任せでやってみます。

画像は、サボタージュの中心部です。
花が終わったあとに残った雌しべ?が、以前と比べて膨らんできているようです。これは自家受粉したのでしょうか。花後は腐ってドロドロになるのでは、と思っていたので予想外の展開にちょっとワクワクしています。

17.その後のネオレゲリア達 ⑧

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 ⑧
画像はサボタージュです。
花が終わってあとは枯れるのを待つだけだった親株の根本から、子株が一本出てきました。見た目がミニサイズの根曲がり竹のようで可愛いです。触った感じは花ミョウガにやや似ています。
この子株が成長していくにつれて葉が開き、水を貯められるようになると一人前です。あと何本か子株が出てきてくれたらいいなぁと思います。

18.その後のネオレゲリア達 ⑨

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 ⑨
画像はハンニバルレクターです。1年ぶりに植え替えをすることにしました。

19.その後のネオレゲリア達 ⑩

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 ⑩
ハンニバルレクターの表面に敷いてあった軽石をどけてみると、表面のところまで根が来ていました。用土は確かココピートと軽石とヤシマットの混合だと記憶しています。使っている鉢は5号のテラコッタ鉢です。
ハンニバルレクターは根鉢になっていて、簡単に引っこ抜けず、最終的に鉢底の穴からドライバーを突っ込んで無理やり押し出しました。

20.その後のネオレゲリア達 11

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 11
根鉢を手で解しました。
軽く引っ張ってみて、簡単に千切れてしまうような根(おそらくですが古根や死んだ根だと思います)は取り除きました。それにしても凄い根張りです。案外と土に植えたほうが養分も捕れるのでは、と思ってしまいます。

21.その後のネオレゲリア達 12

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 12
画像は、同じ日に鉢増ししたファイアーボールバリエガータです。

ファイアーボールバリエガータは、解したヤシマット単用で植え込んでいました。色々な材料でできた水持ちの良い用土に植えて根鉢になったハンニバルレクターと比較して、その違いは一目瞭然でした。根の量が、極端に少ないです。鉢から抜くときも、何の抵抗もなく引き抜く事ができました。

22.その後のネオレゲリア達 13

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 13
新しく用土を作ります。

ハンニバルレクターの根張りが良かったことをイメージしながら、家にあるもので作ります。赤玉中粒、バーク堆肥を合わせて、水はけの良い土を作ってみました。白いのは、マグァンプ大粒です。根から養分を吸収できるのか分かりませんが、とりあえずやってみます。

23.その後のネオレゲリア達 14

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 14
植え替えを済ませました。
サボタージュとガスパチョ?も、ついでに植え替えました。今回からハンニバルレクターとファイアーボールバリエガータは黒いプラ鉢にしてみました。最後に水をやり、外の定位置に置いてきました。

ちなみに、ハンニバルレクターの中心部に溜まった水に微生物が発生していたので調べてみると、ケンミジンコでした。現地ではカエルが中心部でオタマジャクシを育てるそうで、なるほど納得です。

24.その後のネオレゲリア達 15

我が家のファイアーボールとバリエガータ その後のネオレゲリア達 15
2017年8月19日、外に置いてあるネオレゲリア達を撮影してきました。
ココピートやヤシマット、水苔などへの植え込みをやめ、自分で配合した土に植えたその後の様子を記していきます。

25.ガスパチョ? の様子

我が家のファイアーボールとバリエガータ ガスパチョ? の様子
向かって右が親株、左が子株。子株は夏の日差しを浴びてぐんぐん成長しました。親株の中心に、葉の重なり合ったコブのようなものができています。もしかしたら蕾かもしれません。今後が楽しみです。

26.ハンニバルレクターの様子

我が家のファイアーボールとバリエガータ ハンニバルレクターの様子
初夏に小さな筍のような子株が出始め、成長中です。まだ花が咲く気配はありません。直射日光を浴びて育っているせいか、発色が良くてとてもきれいです。

27.サボタージュの様子

我が家のファイアーボールとバリエガータ サボタージュの様子
前回植え替え時に花みょうがのようなサイズだった子株は大きくなり、斑の入っている親株を圧迫しています。子株は真緑色で、まだ斑入りではありません。おそらくもっと大きくならないと斑が出てこないのだと思います。
親株は、葉の所々を枯らしつつも頑張って生きています。

28.バリエガータの様子

我が家のファイアーボールとバリエガータ バリエガータの様子
どれが親株か分からなくなるぐらい、沢山の子株を出しています。日光を浴びてピンク色になっていますが、元気一杯です。

29.ガスパチョ? の蕾?

我が家のファイアーボールとバリエガータ ガスパチョ? の蕾?
ガスパチョ? の蕾らしきものが盛り上がってきました。9月には咲き出すかなと思います。

30.ガスパチョ? の花が咲いた

我が家のファイアーボールとバリエガータ ガスパチョ? の花が咲いた
予想通り、9月に入って咲き出しました。花は薄紫と白の2色咲きです。1日経つと萎み、翌日また新たな花が咲きます。

そだレポが1つの投稿につき30枚までだそうなので、次回からは新しいそだレポに書いていきます。

開花期

わたしの育て方

【栽培環境】
多湿な環境を好む、とのことでしたので、我が家で一番湿度の高いと思われる浴室の出窓部分に置いてあります。
枯れる事もなく元気にしています。

【水やり】
春から秋までは、葉の中心部と根元に水やりしました。
冬は乾燥気味に。
霧吹きで全体が軽く湿る程度にしました。

◎2017.1.22追記 その1
冬は乾燥気味にしていましたが、一昨年ぐらいから冬でも高湿度+結露に任せて、中心部も葉の隙間にもタップリと水を与えています。与えていると言うよりは、勝手に貯まるのを放置しているに過ぎません。鉢皿も敷いていて、水が溜まります。こちらは気が向いたときに捨てる程度です。
我が家の浴室は、ネオレゲリア達にとって冬でも成長を続けられる環境らしく、これまでに枯れたり腐ったり等はありません。ですが、これはあくまでも我が家での育て方なので、参考にはならないかもしれません。

◎追記その2
ファイアーボールは寒波で枯れました。当時の置き場所は浴室ではなく、漆喰壁に囲まれた乾燥した場所(室内)でした。乾燥気味に育てていた所にマイナス5度以下の気温に晒されて間もなく全葉が透明になり、そのまま数週間持ちこたえた(?)のちにクタッと萎れ、引っこ抜けました。

【肥料】
置き肥はせず、1000倍に薄めた液肥のみで管理しました。
頻度は、葉面散布なら週に1度。
中心部に貯める場合は月に1度。
ただし冬期間は生育が止まるので、施肥もやめました。

◎追記その3
我が家の浴室栽培の場合、生育が止まるというのは当てはまらず、速度は落ちるがゆっくり生育している、という感じです。
しかし、春から夏のような生育速度ではないため、肥料を与える必要性が感じられないので、冬期間の施肥は現在もしていません。

【病気と害虫】
窓には網戸もありますし、室内で栽培していることもあってか、今のところ病気と害虫には無縁です。

◎追記その4
葉や中心部に害虫は発生しませんが、植え込んである土にミミズが入る事があるようです。
乾燥した場所に置くと、小さな蜘蛛が巣を張ることもありましたが、ネオレゲリア自体に深刻な影響はないようです。

【用度と鉢】
用土は、ピートモスとヤシの繊維を混ぜたもの。
ファイヤーボールにはヤシ繊維を多めに、バリエガータにはピートモスを多めにして、根の状態に違いが出るかどうか実験中です。
鉢は、直径5センチ位の小さな陶器製です。

【主な作業】
特にこれといったものはありません。
春から秋にかけてよく育つようなので、水切れに注意するくらいでしょうか。
あと、気が向いたときに葉の表面についたホコリなどを洗い流してあげると、ピカピカになって見た目も良くなります。
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