1.球根アネモネ“極kiwami”01ポット苗。春化処理+ハウス促成で、常温アネモネの艶やかな花容に欠けるが、悩ましさはさすがアネモネ。
23年12月中旬、当地園芸店にアネモネのポット苗が並ぶ。お馴染みの“オーロラ”はじめ“ボルト”、新種“モナリザ”などの大〜小各様。“極kiwami”は、“ボルト”の二年物と言う。何れも、春化処理+ハウス促成の無理があるのだろう、春に常温で咲くアネモネ固有の冴えた花色が無く、薄色で緊張感に欠けるボーとした姿。10.5ロングポットの朱紅色白目の“極kiwami”を4株購入。25号相当浅鉢に、4株まとめて「地植え風」に植込んだ。見本に着く花、黄枯葉、黄枝、写真撮影後全て削除。サッパリ若衆散髪姿に変身。アネモネは、野にあればパンジー、シクラメン、シネラリアを抑え、デルフィニウムと並び人を惑わす美花の代表格。渋いクリスマスローズやラナンキュラスを凌駕する。入手苗、陽だまり置きで養生尽くしても、春咲きの、美観は観られないだろう。
ポット苗=悩ましく虚しい花姿:23年12月23日撮影。
2.球根アネモネ“極kiwami”02ポット苗。二番花開花。球根から栽ったアネモネ“ポルト”と同じ。常温栽培の妖艶な美観。
24年1月下旬「春隣り」から2月初旬「立春」と続く暖気+降雨に導かれ、葉数急速に増え、茎元にうずくまるよう縮んでいた花茎が急に立ち上がって二番花開花。開花=4輪、蕾=2個。茎元には、次に抽ちあがる用意を整えるうずくまった蕾が幾つも見える。最高最低温度計、日中≒10〜13C゜。朝方≒0〜10C゜。寒暖入り乱れる陽気であるが、置き位置の軒下陽だまりは、終日日差し暖かく、強風、霜を避け、アネモネくんには快適らしい。通常、二番花は、初花より花容劣ることが多いものだが“極kiwami”は、春化処理+温室促成で園芸店に現れたため、初花には無理があってアネモネ固有の冴えと緊張感に欠けていた。二番花は、球根から常温で栽ったアネモネ“ポルト”と同じ。妖艶な美観が輝く。
ポット苗=二番花開花:24年2月3日撮影。
23年12月中旬、当地園芸店にアネモネのポット苗が並ぶ。お馴染みの“オーロラ”はじめ“ボルト”、新種“モナリザ”などの大〜小各様。“極kiwami”は、“ボルト”の二年物と言う。何れも、春化処理+ハウス促成の無理があるのだろう、春に常温で咲くアネモネ固有の冴えた花色が無く、薄色で緊張感に欠けるボーとした姿。10.5ロングポットの朱紅色白目の“極kiwami”を4株購入。25号相当浅鉢に、4株まとめて「地植え風」に植込んだ。見本に着く花、黄枯葉、黄枝、写真撮影後全て削除。サッパリ若衆散髪姿に変身。アネモネは、野にあればパンジー、シクラメン、シネラリアを抑え、デルフィニウムと並び人を惑わす美花の代表格。渋いクリスマスローズやラナンキュラスを凌駕する。入手苗、陽だまり置きで養生尽くしても、春咲きの、美観は観られないだろう。