1.新芽発見
写真はモーディエタイプと言われる別の株の新芽です。
レポートしている多花性では新芽を撮影していませんでしたが、基本多花性も同じで花が終わったら適宜新芽が出だします。
2.新芽の出方
写真は12/7の写真ですが赤丸を入れた4つの芽が出ています。 前回開花から2年経ちましたので、その間にこの4つの芽が出たということです。 現在、1から花芽が上がっていますが、今後順次2、3と上がることになります。(今年ではありません。)
3.株の姿
これも12月の写真ですが、プラ鉢でバークです。 保水性を考慮してバークは粒系の小さいSにしています。 カトレヤ等で使う時はもう少し大きいもの(M)を使います。 植替えでは根が折れやすく、バークを使っていても細心の注意が必要です。
4.ベランダでの置場
写真左が道路側(南東)、右が家屋側で赤丸内が株で、オレンジ色の丸内につりさげているハンガーがあります。 9階なので風通しはいいです。
5.花芽発見
2014/11/9
パフィオの花芽は葉の間から出てきます。 新葉も同じように出てきますが、新葉か花芽かは色の違いで見分けがつきます。 赤丸内は花芽で濃いエンジっぽい色がついています。 新葉はもちろん単なる緑になります。
6.花芽が上がってきます
2014/11/22
花芽はどんどん首をもたげて伸びてきます。
この時点では蕾が何個かは判断しにくいです。
7.開花直前
2014/12/7
蕾が3個あるのが分かります。
どうも蕾の大きさが同じにならない。 要するにいっせいに咲かせるのが難しいようです。
8.一輪目開花
2014/12/13
12/11頃から一輪目開花しだし、12/13でNS(花の大きさ)は12cm、12/16に15cmまで展開しました。 普通のカトレヤより展開しきるのに時間がかかるようです。 写真は12/20で15cmです。 前回2年前に開花時は一輪目は9cmで、2、3輪目が12cmでしたがぱっと見にも一回り大きい印象です。 花の雰囲気はPinocchioです。
9.2輪目開花しました
12/25に2輪目が開花しました。 1輪目の開花から約2週間です。 開花時は1輪目同様12cm程度でしたが、1輪目と同じ15cmになりました。(写真) さて3輪目は1cm程度の蕾状態です。 前回開花時には花は1カ月程度もっているようですが、1輪目がだめになるまでに3輪目が開花し3輪がそろって咲いてくれるかは微妙なところです。 3輪目開花しましたら残りのページでアップします。
10.3輪目開花しました
3輪目が開花しましたが、今回も1輪目が終わった後でした。 第1花が12/11~1/10、第2花が12/25~1/23、第3花は1/15に開花とわずかな差でなりませんでした。 1輪目が終わってから3輪目開花まではすごく速く、一斉開花させるには株の体力が足りないのかもしれません。 3輪目はNS13.5cmと1、2輪目より小さいですが赤みが強く上がっています。 一斉開花にならなかった分、長く楽しめます。
パフィオペディラムは蘭の中でもカトレヤ等とは全く違った容貌ですが、その風貌、微妙な色合い、種類によっては観葉植物の様な模様の葉等、とっても魅力的な蘭です。パフィオにはいくつかのタイプがありますが、豪華な多花性にあこがれ、初めて育てた株です。根強いマニアが多く色々と工夫を凝らして育てられています。私の場合、カトレヤの育て方がベースです。蕾は3つありましたが2輪までしか同時開花はしませんでした。