1.レモンバーム
レモンバームには「メリッサ melissa」という別名もあります。このハーブがその花蜜でミツバチを引き寄せることから、古典ギリシャ語の「μέλισσα ミツバチ」をもとにラテン語の学名 Melissa officinālis が作られたとのことです。
2.レモンバームの種
極小とはいかないまでも、なかなか小さな種子です。定番の三笠園芸のものを購入しました。
3.種まき(0日目)
2018年02月09日
市販の土ポットの中央に10粒ほど播き、指の腹で軽く鎮圧した後、バーミキュライトの細粒でうっすらと覆土しました。発芽まで「昼温30℃16時間+夜温20℃8時間」で室内管理します。
発芽までは2週間~5週間のばらつきがあるそうです。かつ、初期成長がかなりゆっくりとした植物とのことで、種袋の説明書きでは早めの播種が勧められていました
4.芽が出た!(5日目)
2018年02月14日
種袋には2週間~5週間かかると書いてあったので 、予想外に早く芽が出ました(って、この発芽日数の情報、正しいのかなあ?)。昼温30℃+夜温20℃の変温管理がよかったのかもしれません。何はともあれとても嬉しいです。
柔らかくて風味の良い葉を収穫するには半日陰での栽培が望ましいとのことですが、丈夫に育ってほしいので、植え替えまではしっかり日に当てて育苗する予定です。
5.本葉が見えてきた(11日目)
2018年02月20日
出芽から1週間弱で双葉もだいぶ大きくなり、その間から小さな本葉も見えてきました。昨日、発育の悪い芽を間引きました。発芽率は10/10でとてもよかったのですが、小さな種の常か、発芽後の成長にはかなりのばらつきがありました。
戸外の植物に大きな動きが見えないこの時期、室内での育苗は実に楽しいです。
6.本葉が展開中(14日目)
2018年02月23日
本葉が少しずつ展開していますが、事前の情報どおり成長はゆっくりです。
今日は日が差したり曇ったりの繰り返しなので、苗に負担がないと思って直射日光を解禁しました。
7.本葉がしっかりしてきた(20日目)
2018年03月11日
相変わらず亀の歩みですが、それでも本葉1-2枚目がしっかりしてきました。ちょっと芋虫チックで可愛い。昨日「ベジフル液肥」2000倍水溶液を水代わりに施肥しました。
8.順調に成長中(33日目)
2018年03月14日
種まきから1ヶ月あまりでようやく本葉3-4枚目が展開中です。噂どおりの初期成長の遅さです。
本葉5-6枚あたりでの植え付けを予定していますが、まだまだ間がありそうなので、11日前に土ポットごと2.5号プラポットに移植しました。用土はプロトリーフ「ハーブの土」です。
9.すごいレモン香(51日目)
2018年04月01日
レモンバームの肝心の香りですが、葉っぱに鼻を近づけるだけではさして香りません。心配になって、半分ほど切り取って指先ですり潰してみました。すると「うわっ!」というほどのレモン香が!
いやー、まさに「レモン」バームです。すごい。
10.植え付け(57日目)
2018年04月07日
ポット内で根が回り始めたので、プランターに植え付けました。脇芽が多くてなかなか上に成長せず、全体にモコモコした感じです。
用土には、個人的に超お気に入りのプロトリーフ「ハーブの土」を使いました。地中海系ハーブとの相性が最高です。いつかこの土と同じような配合をしてみたいです。
11.秋のレモンバーム(267日目)
2018年11月03日
前回の記録から丸々7か月間記録をさぼっていました。植えつけ後しばらくはゆっくり成長していましたが、5月頃からどんどん成長スピードを上げ、夏も変わらぬ勢いで成長を続けました。
あまりにも成長が旺盛なので1か月半前に地際まで切り戻しましたが、この復活ぶりです。
基本のハーブと思しきものの、今までまったく縁のなかったレモンバーム。その名の通り、レモンのような香りを有するとのことで、和名を「コウスイハッカ(香水薄荷)」もしくは「セイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷)」といいます。酸味はないそうで、その風味を実体験すべく栽培開始です。