1.播種した連結ポットをトロ箱で保温
2020.02.26
シンディスィートの種を連結ポットに播種してトロ箱に入れ保温しました。暖房した部屋で発芽させるため不織布で覆いました。
2.シンディスィートの発芽(育苗)
2020.03.07
保温・保湿が良かったのか、ほぼ予定通り発芽しました。
3.植付前に溝施肥
2020.03.27
育苗中の苗に本葉が出そろいました。少し気が早いですが、植付準備のため堆肥と重焼燐を溝施肥しました。化成肥料は植穴に施す予定です。
4.本葉も出揃い、大きくなりました。(育苗)
2020.03.29
本葉も出揃い、1本に間引きました。
もう少しでポットに植え直します。
(右奥は、なすの「とげなし千両」でやっと小さな本葉が出始めた程度です。なすの成長はトマトより遅いです。)
5.アイコの苗を購入しました。
2020.04.06
アイコの良さそうな苗が売っていましたので購入しました。毎年、初期の成育を確保するとその後も丈夫に生育するためこの時期に入手しています。
アイコの苗は入手しやすいので苗で購入し、株を増やし、収穫時期もずらすことができるので挿し芽をします。シンディは種から育てていますが、植付まではもう少し時間がかかります。
6.早期植付は寒さと風対策がポイントです。
2020.04.06
初期にうまく育ってもらうためには、この時期の三寒四温の寒さと風対策のためにも苗を囲う必要があります。この囲いがあるとないのとでは大違いです。
早く育ってもらいたいし、早くわき芽を挿し芽して増やしていきたい。
7.シンディスィートを鉢上げしました(育苗)
2020.04.07
アイコは昨日植付ましたが、種から育てたシンディスィートはようやく鉢上げしました。畑に植えるまでにはもう少しかかりそうです。2月26日に播種してから約6週間。種から育てるのは根気がいります。
8.ツイン苗:本葉3枚目以降をカットしました
2020.04.19
写真は、苗を種から育成しているシンディ苗の通常苗(右)とツイン苗(左:苗段階から2本仕立てにするために本葉2枚を残し3枚目以降をカットした苗です。)
苗を移植してから側枝を伸ばして2本仕立てにする通常苗のものと苗段階から2本仕立てにするツイン苗のどちらが良いのか今後観察してみたい。
9.急遽、シュガープラムを追加しました。
2020.04.26
ミニはアイコ、ミディはシンディスィートと決めていたのですが、最近の品種を検索してみるとシュガープラムという品種が甘さと酸味にバランスが取れているとの評価が多く、私も急遽品種を追加し植えてみました。今後は2本仕立てにして育てます。
また、種から育てていたシンディが本葉6枚目になったので大きめな苗から移植しました。2本仕立て苗はもう少し育ててから植えます。
10.ツイン苗:大きくなったので移植します。
2020.05.03
4月19日に本葉3枚目をカットしてツイン苗も側枝が2本伸びて大きくなりました。通常苗も6.5葉程度になり本日ツイン苗と並べて畑に植え付けました。
今後、通常苗は側枝を伸ばして2本仕立てにしますが、ツイン苗と生育及び収穫状況を比較検討します。
11.アイコは1番花が開花。脇芽も育ちました。
2020.05.05
苗を購入したミニトマト「アイコ」は、早くも1番花が開花し、側枝も伸びてきました。1番花下の側枝は残して2本仕立てに、その下の脇芽は剪定し水差します。
12.挿し芽:脇芽を水差しし発根させます。
2020.05.05
脇芽が伸びて蕾がつくまで大きくなったので剪定して3本を水差ししました。発根したらポットに植えて根張りしたら畑に植えます。
温度も上がってきており成長が早くなりました。
13.挿し芽:水差しの差し穂から根が出ました。
2020.05.12
※12枚目の写真のその後です。
5月5日に水差しして1週間、差し穂から根が伸びました。
ポットに植え替えたので活着したら本圃に移植します。
14.ツイン苗:いずれの移植苗も大きく成長
2020.05.20
※10枚目の写真のその後です。
5月3日に植え付けた通常苗とツイン苗のシンディスィートです。いずれも2本仕立てにして育てますが、通常苗は脇芽がまだ小さく、ツイン苗は2本とも大きさが揃っています。
最終目的は、いすれの栽培方法が収穫時期の早さと収量で優れているのかを見ることにありますので今後の成長が楽しみです。
15.挿し芽:苗が活着したので移植します。
2020.05.30
13枚目の写真のその後です。
挿し芽したアイコがしっかり根付き成長を始めたので畑に植え付けます。
16.ツイン苗:通常苗も何れも順調に成長
2020.05.31
※14枚目の写真のその後です。
左の通常苗及び右のツイン苗も順調に成長しています。右のツイン苗は左右の枝はバランスが取れていますが、左の通常苗の2本仕立ては主枝に比較してまだ側枝が小さ目です。この段階ではツイン苗の方がバランス良く育ってます。
最終的にどちらの苗がよく取れるのか楽しみです。
17.アイコ苗の二本仕立ての完成
2020.06.02
※11枚目の写真のその後です。
アイコの側枝を1本残しその他の全ての脇芽を取り2本に仕立てました。主枝及び側枝も2本の支柱に順調に伸びています。
18.第一果房もこんなに大きくなりました。
2020.06.02
※17枚目と同じ株の第一果房の写真です。
主枝側の第一果房はこんなに大きくなりました。日々成長しています。
19.アイコの第一果房が色づき始めました。
2020.06.09
※18枚目と同じ株の第一果房の写真です。
4月6日に植えたアイコの第一房が色づき始めました。もう少しで今年の収穫が始まり、10月までの長期収穫を目指します。
夏のトマトジュースが待ち遠しい!
20.ツイン苗:バランス良く成長
2020.06.21
※16枚目の写真のその後です。
左が通常苗の2本仕立て、右がツイン苗の2本仕立てです。苗段階から2本仕立てにしたツイン苗のほうが左右の枝がバランスよく成長しており果房の付き方も良いようです。苗段階では通常苗に比較してツイン苗のほうが成長が遅いように感じられたがその後の成長が良く2本仕立てにはツイン苗が適しているようです。
21.ツイン苗:色づき始めました。
2020.07.02
2本仕立てで生育と収量を比較しているツイン苗と通常苗の果実が色づき始めました。
20枚目書いたようにツイン苗の方が通常苗よりバランスの良い2本仕立てになっていると書きましたが、具体的には通常苗から2本仕立てにしたものは側枝に比較して元々の主枝の方が成長が良い傾向があります。
間もなく収穫になるので、今後は二つの2本仕立ての収量を比較したいと思います。
22.二本仕立て:アイコは第三果房の収穫開始
2020.07,02
苗を購入し、2本仕立てにしたミニトマト「アイコ」は既に第三果房の収穫に入りました。梅雨時でもほぼ裂果は無いです。
23.収穫したアイコ
2020.07.02
赤く色づいたアイコを収穫しました。これからはほぼ毎日収穫できトマトジュースにして飲むことにします。
24.シュガープラムは気根が凄い!
2020.07.12
急遽追加したミニトマト「シュガープラム」。このトマトは、アイコやシンディスィートや他のトマトに比較してトマト本来の香りが非常に強いです。
トマトから多少の気根が出ることはありますが、写真のように主枝の全体からびっしりと気根が出たのを見たことは初めてです。
25.確かにシュガープラムの糖度は高かった。
2020.07,12
写真の左の3個はアイコ、右の8個がシュガープラム。アイコが大きいこともありますがミニトマトとしては普通サイズか。
シュガープラムは甘いとのネット情報を見て急遽品種を追加したのですが確かに甘いし味が濃い。
雨が多い梅雨時の露地にもかかわらず糖度 7.3~8.7%でした。
26.長雨によるダメージの次はカナブンの襲撃
2020.08.04
7月の記録的な長雨により果実は割れたり腐ったり、疫病らしきものも発生して大きなダメージを受けました。
ようやく梅雨が明け夏らしい暑さが戻ったと思ったらカナブンがあちこちで果実に頭を突っ込んで食事中。思わず手で取り地面に投げつけて踏みつぶしました。中には投げつけるも地面に届く前に飛んで逃げるやつもいて中々しぶといです。
27.ツイン苗:通常苗2本仕立てと収量比較
2020.08.10
中玉トマト「シンディスィート」の2本仕立て「ツイン苗」と「通常苗」の収量を比較してみた。※写真20枚目の2本の収量比較
「ツイン苗」(20枚目写真右)と「通常苗」(20枚目写真左)の第5果房までの果梗を採取し、可食可能な粒が何個なったのかを数えました。写真はツイン苗の片側の5本の果梗を例示した。
第5果房までの収量は、ツイン苗128個、通常苗112個でツイン苗が勝った。
28.ツイン苗:第6果房以降も元気に生育
2020.08.10
第5果房までの収量を調査した結果、同じ2本仕立てでも「通常苗」の側枝を伸ばしたより、「ツイン苗」による2本仕立ての方が収量が多かったことが判明した。
この写真のように株は弱っていない為第6果房以降も収穫が見込める。第10果房程度までの収穫は可能と考えるのでこのまま収穫を続けるが、来年は第6果房(支柱の高さ160cm程度)以降も収穫可能な横に這わせる吊り方式を検討する。
29.最後のトマトの収穫を終えて抜き取りました
2020.11.18
7月から長期にわたり収穫してきたシンディスィートですが、最後の収穫を終えて抜き取りました。はっきりするもので16果房収穫できました。
最後の物は温度が下がり青トマトでの収穫となりました。
28枚目にも書きましたが来年は長期にわたり収穫できるように吊り方式で栽培する予定です。
30.最後の青トマトでピクルスとジャムを作る
2020.11.18
最後に収穫した青トマトでピクルス、ジャムと佃煮を作ってみました。これまで青トマトは捨てていたのですが青トマトを使ったレシピを参考に作りました。
この中でピクルスとジャムは想定を超える美味しさで熟したトマトとは別物と考えた方が良いです。ピクルスは熟したトマトでも作りましたが、この青トマトで作った方が断然美味しいです。ジャムも甘酸っぱくて絶品です。
シンディスィートは種から、アイコは苗を購入し挿し芽をして増やしながら育てます。
いずれも2本に仕立てて栽培し、美味しいトマトの多収を目指します。
シンディスィート(ミディトマト)とアイコ(ミニトマト)は甘さと酸味のバランスが良く大好きなトマトです。