1.開花苗の植え付け
花の色は、ピンクというよりも薄い藤色をしています。気温によって色合いが変わってくるのでしょうか。
35cm浅鉢に3株、20cmの株間を開けて植え付けました。作業をしている間もバニラの香りが素晴らしかったです。強香種をうたっているバラ並の濃さです。これから花数が増えたらどうなるのでしょうか。楽しみです。
植え付け後はリキダスをたっぷりと与えました。
2.花茎を切り戻しました
植え付けから1週間です。苗が届いた時に満開であった花茎で、先端まで咲ききっているものが出てきました。花から3対下の葉の節の上で切り戻しをしました。分枝力は極めて強く、節から2本対象に枝が伸びています。ねずみ算式に枝(花茎に育つ)が増えるのではないかと思います。
花がらは結構落ちます。病気にならないように回収しました。
3.1月、真冬でも咲いています
寒いため、花上がりが良いというよりは、1輪が長持ちするといった感じです。
4.3月、花上がりスピードアップ
気候が安定しません。でも花上がりがスピードアップして、鉢をこんもりと花が埋め尽くします。花がらは花茎ごと、散ったあとのガクが5個以上になった頃に切り取ります。とても香りがよく、かつ遠くまで届きます。
5.6月中旬、花の終わりと切り戻し
ピンチをしても、花芽がつかず、葉ばかりになりました。夏越しを考えて、バッサリと切り戻しました。株元は枯れた感じに老化していて、再生しない可能性がありそう。
挿し芽が育って来ているので、万が一失敗してもいいや、とばかりに切りました。
6.7月上旬、挿し芽のやり直し
突然の梅雨明け、猛暑、長雨で、5月から育てていた挿し芽が枯れました。根腐れと思います。間に合うかはわからないけど、急きょやり直します。せっかくなので、写真付きでレポートします。
7.室内管理
外での管理では暑すぎると思われるので、北の部屋の北の窓際に置くことにしました。
秋から冬にかけてのお花は、菊の仲間が中心となり、色もビビッドです。それはそれでいいのですが、線が細くてニュアンスを含む花色、そして冬も咲き続ける品種を探していました。ピンクレモネードはバニラの香りがすることで、香りのガーデン計画にぴったり。宿根草でもあるので、毎シーズン楽しめるように大切に育てたいと思います。