みながみな、そこに回帰できるわけではない。
ありきたりの日常。
いや、ありきたりだから‘日常’というのか。
だけど、そこに腰を下ろすと、妙に心が落ち着く。
しばしば、‘特別でない日々はない’なんてフレーズを耳にする。
確かに、いまこの時を二度と振り返ることはできないよね。
1分でも、1秒だって、過去の記憶となってしまう。
だからこそ、その刹那、刹那が特別な一瞬なのかな?
このちょっと左にかしいだ姿。
この姿は、去年と同じ。
この花たちにも、記憶があるのかな。
そうじゃないと、こんな芸当はできやしない。
そう、誰もが埋め込まれた記憶を持っている。
居心地の良さであるとか、たまらなく不快な臭いとか。
記憶の片隅に埋め込まれたそんな一つ一つの断片は、
決して消え去ることはない。
――おっ、綺麗じゃない!
花たちにとって、そんな言葉が記憶として残り、
よし、次に咲くときもこのポーズで決めてやろう、
なんてこと考えてんのかな。
埋め込まれた記憶は、決して消え去ることはない。
そう、いいことも、わるいことも・・・。
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