さんざん気を揉ませた白花G1031・青多福葉極淡黄丸咲が咲いた。いきなり四輪も咲いた。
昨夜来、時折強い雨がベランダの波板を叩いていた。そして、いまも雨は降り続いている。なにもこんな日を選んで咲かなくてもいいと思うのだが、朝顔には朝顔の都合もあるのだろう。
一見すると、昨年よりやんちゃな子が多く出るのではという印象を抱いた。丸咲というからには、下段左が本来の姿なのだろう。ところが、上段左の子を見ると、虫に食われたわけでもないだろうに花弁がぎざぎざだ。いや、待てよ。よく見ると、上部にドットが二つ開いている。やはり、虫に食われたのだろうか?
それにしても、上段右といい、下段の画面左に位置したやつといい、開くんだか、開きたくないんだか、煮え切らない態度を示している。
「はっきりせぃ~!」とつぶやいてみたが、馬耳東風の体で知らん顔を決め込んでいる。やれ、やれ、どうしたもんだろうか。
植物なんて輩は、ほんに一筋縄ではいかないものだということを思い知る。
ほら、この白花の姫風露草にしてからが、一般的に花弁にあるとされる脈が見当たらない。
よくよく拡大してみると、確かに脈らしき細い筋が走っているようなのだが、色が乗ってないのだ。
こりゃ~、植物のせいではなく、土やら、肥料やらの塩梅がお気に召さないせいであろうか。
事程左様に、とかく園芸の世界とは面妖なものであることよ。
こんにちは。
返信するはっきりしたことは何もわからないのですが白花種は劣性なんですかね?ヒメフウロソウ、白花ヒメタデ、ムラサキツユクサ、スズムシバナなどいつの間にか弱ったり、消えて行くことが多いように思います。気のせいかも知れません。アサガオの白花はどうなんでしょうね?
「最初に記録に出てくる突然変異は白花であり、江戸時代初期に記載があるため、それより以前に起こった変異であると考えられる。白花が最初に記録されているのは、その色が目立つこともあるが、青いアサガオの色素(アントシアニン)の合成には多数の酵素遺伝子が関与しているため、機能を喪失することで白花になる遺伝子(標的)の数が他の花色よりも多いためであろう。」
たまに見に行くあの九州大学の「アサガオの園芸史」に、上記のような記述があります。
まったくわかりません。難しくて。
曲解を覚悟で申し上げると、他の色素を維持できなくて白になっちゃうみたいなことでしょうか。
代を重ねると、自然と白が多くなるなんてことを聞いたような覚えもあるのですが、確証はありません。
自然界の花で一番多い色、実は、白花で33%だよ、なんてデータがあるようです。ちなみに、二番目は黄色で28%だそうです。
とはいえ、人間の眼で白色に見える花でも、“白い色素”は存在しないというのは定説のようです。
では、なぜ白く見えるのか? 何やら難しい説明が続きますので(https://bitly.com/2OXJtwh)、これも敬遠したいです💦
さて、白花は劣勢か? 朝顔はどうなのか? どうも、課題としていつまでも残ってしまいそうです😁
kiteさん
返信するこの貧弱な頭脳では十分に呑み込めませんが、酵素との関りは在学中に研究されたhetayokoさんに教えを乞うたことがありました。白花の比率が一番多いのですね。とても興味深いこと教えていただいて有難うございました。コロナウイルスの変異のようで中々呑み込めませんがとても勉強になりました。昆虫になって植物の世界を探訪できたら
面白そうです。
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