「日々」カテゴリの日記
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- 唐突だが
奈々子
お父さんは お前に
多くを期待しないだろう。
ひとが
ほかからの期待に応えよう...
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- 自分の目で見たものを基準にして生きていくのは
簡単そうで案外難しい。
いつだって、自分は自分に自信...
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- 頭の中に大きな水溜りがあって、
何かの拍子にどっと溢れ出す。
水溜りにたまっているのは、大きさや...
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- 心が恐ろしいくらい凪いでいたので、
蒲公英狩りに行くことにした。
準備するものは、
長靴、寝ころ...
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- 自分が思っているほど、自分の住んでいる世界は広くない。
でも、そんなことは、広い世界に出てみて
...
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- 台北の町中を歩いていて感じたこと、覚書。
・基本的に植物・園芸好きなお国柄。個人宅の門先には
植木...
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- 猫は家につくっていうけど、
人は人につくと思う。
また上司がかわる。
もうやだ。こんなクリスマスプ...
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- 光と影とでも言えばいいだろうか、
裏と表と言えばいいだろうか、
真逆な立ち位置に居て、他人には説...
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- 誕生の時には、あなたが泣き、
全世界は喜びに沸く。
死ぬときには、全世界が泣き、
あなたは喜びにあふ...
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- 自分というものに、そんなに価値は無いと思っている。
これだけ全てが溢れ返った混沌の中では、
一つ...
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- 植物の写真はアップされても、
開花報告も栽培記録もない、
書籍と個人の鬱々しい独り言だけの日記なの...
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- その人は東京から来た人だった。
京都で庭師になると決めて、名だたる庭園を見て回り
自分が一番良い...
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- 夜明けに目が覚めた。
狭い部屋の中いっぱいに光が満ちている。
寝床の中からぼんやりと、
ターナーの絵...
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- 寒くなってきたので、鍋焼きうどんを解禁したら
具に大きなシイタケが入ってた。
去年の冬も入ってたけ...
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- キンモクセイの樹の下で息を吸いこんで、
小さく歌いながら、ここまで来たから
私の目の色、キンモク...
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- 一。
薔薇ノ木ニ
薔薇ノ花咲ク。
ナニゴトノ不思議ナケレド。
二。
薔薇ノ花。
ナニゴ...
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- カラスみたいに
キラキラしたものやら、こまごましたものばかり
集めたがるから
鴉のお嬢って、言わ...
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- えらく
あかるいおとをたてて
あめがふるから、
わたしも
きげんよく
いきていられる
きがした。
そんな...
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- 親しく感じていた人がつい最近、
悲しみの深淵に立たされていた事を知った。
その人は静かに静かに、
愛...
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- 「生きる者の瞳を覗けば、そこには海がある」と、
いつか読んだ本の中にあった。
他の内容はほとんど覚...
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- 薬局に、買い物に行ってお会計をしていたら
奥の調剤室の中を、
柔らかに何かが羽ばたいていくのが見...
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- 今日は朝から、良い風です。
バスの中で、本を1冊読み終えました。
隣の人に、お菓子を貰いました。
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- おとなになったら、なにに、なれますか。
猫になりたい。
曼珠沙華になりたい。
雨粒になりたい。
...
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- 階段の終りで、花火があがっていた。
音の聞こえぬスターマインを眺めていた
名も部屋も知らぬ住民が...
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- 仕事中に、お手洗いに行って気付いたんだけど、
履いているズボンに
穴が開いてる。
まさかと思っ...
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- 柔らかい産毛の生えた肉に歯をたてれば、
液体が溢れだし、頬を濡らし腕を滴る。
じゅるりずるりと音...
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- 夏の夜に、カリカリと私の不安を齧るのは
金持ちを自称するコガネムシだ。
ヒカヒカ光る緑色のダブル...
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- 北山十八間戸
人の肌に
容赦なく
黒い櫛を
突き刺してみる
すると僕の家になる
わたしの出会った子ど...
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- 淀んだ水の底から、
見知らぬ何かが私の足首を舐めるのではないか。
澄んだ水の奥から、
妖しい誰か...
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- 爪に白い小さな模様が浮くのを、星が浮くという。
爪に星があるのは、幸せな子だといわれると、
昔誰...