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シリーズ〈猛暑に勝つ!〉 夏にも強いおススメ宿根草

シリーズ〈猛暑に勝つ!〉 夏にも強いおススメ宿根草
夏花壇におすすめのエキナセア(撮影/田中雅也)

昨夏の暑さはとても厳しいものでしたが、みなさんの庭にダメージはありませんでしたか。「趣味の園芸」では猛暑に勝つをテーマに、夏に立ち向かう植物の選び方や育て方の集中講義をお届けします。

シリーズ1回目となる、4月28日(日)の「趣味の園芸」(Eテレ・午前8:30~)では、ロングライフな花壇づくりを長年提案し続けている永江晴子さんに、宿根草栽培の猛暑対策を教えていただきます。テキスト4月号とあわせてご覧ください。

 

★この放送テーマに関連したオンラインセミナーが、5月5日(日)に開催されます!

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なぜ猛暑では植物が痛むのか?

 

①暑さで地温が上がると、植物の根が傷んで水や養分を吸収しにくくなります。
 
②土壌が乾けば、根の浅い植物や植えたばかりの植物は水を吸い上げられません。
 
③高温時に風通しが悪いと株が蒸れ、病気が発生しやすくなって植物は傷みます。
 

こうしたダメージはどうしたら防げるか、猛暑に勝つために日ごろ私がガーデンの植栽で頼りにしている植物や、工夫している栽培のコツを、放送とテキストで紹介します。

 

暑さや蒸れに負けないイチオシ宿根草

 

猛暑に勝つためには、なんといっても暑さに強い植物選びが大切です。4月号では、関東地方南部で夏越しできる宿根草など、頼りにしている花を掲載しています。

ここでは、そのなかから一部をご紹介。

 

ルドベキア'リトル・ヘンリー'

暑さに強く、長い期間咲くルドベキアのなかで、花弁に見える舌状花が筒状になって個性的な'リトル・ヘンリー'。コンパクトに咲く'ゴールドストラム'ともども、軽く切り戻すと次々に花が上がる。 

 

ガイラルディア'グレープ・センセーション'

丈夫で耐暑性に優れ、風に揺れる柔らかいラインで花壇をやさしく演出する。晩春から秋までと開花期も長く、花弁が散ったあとのシードヘッドもポンポンとした形がとてもかわいい。

 

アリウム'サマー・ビューティー'

春に咲くアリウムとは違い、宿根草扱いで球根の掘り上げや切り戻しが不要。特徴の似る'ミレニアム'同様にシードヘッドまで楽しめる。3~4年ごとに株分けなどを行えば、どんどんふやせる。

 

テキストでは、他におすすめの種類を紹介しています。

 

永江晴子(ながえ・はるこ) ガーデナー

横浜市の公園管理に10年間携わり、園芸ワークショップの経験も豊富。養蜂を行って「はち育」に取り組み、蜜源ガーデンのプランづくりも得意としている。

 

 

▼放送予定

「趣味の園芸」猛暑に勝つ! ①夏にも強いおススメ宿根草

放送 4月28日(日)午前8:30~8:55 Eテレ

再放送 5月3日(金)午後2:10~2:35 Eテレ

趣味の園芸 番組ホームページ(NHK)>

※特別番組などにより、放送が変更・休止になる場合があります

 

▼この号に掲載されています

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『趣味の園芸』2024年4月号

春の園芸スタート号! 庭・ベランダ・室内、場所別に、はじめ方、管理のコツ、園芸ライフの楽しみ方など盛りだくさんの内容でお届けします。宿根草ガーデン、インドア栽培、つるバラほか、新たな連載も始まります。2024年度の「グリーンサムへの12か月」は乙葉さんが登場。抽選で172名様に当たる、愛読者スペシャルプレゼントも!

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