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夏野菜、今年は何を育てる?家庭菜園の二大スター「トマト」と「ナス」は外せない!

夏野菜、今年は何を育てる?家庭菜園の二大スター「トマト」と「ナス」は外せない!
(撮影/栗林成城)

あなたは「トマト派」それとも「ナス派」? どちらも菜園の人気を二分する、夏のメイン野菜です。『やさいの時間』4・5月号では、この二つの野菜を大特集! 栽培について、一からわかりやすく丁寧に紹介しています。

 

野菜づくりのプロに、トマトとナス栽培の魅力を教えていただきました。4月になると、植えつけシーズンがやってきます。それぞれ違った魅力を理解して、育ててみましょう!

 

夏の菜園で、人気者といえばトマト! 夏の日ざしに輝く完熟の実は美しく、目をも楽しませてくれます

 

トマトは真夏と真冬が苦手です。猛暑になるとちょっとお休みするけれど、秋には復活するんですよ。「プランターで育てて室内に取り込めば」という条件つきではありますが、冬越しして、冬の間もずーっと収穫できます。意外と丈夫です。 

菜園のスペースなどに合わせて、育て方を変えられるのも魅力。菜園が狭いなら、ループ仕立て(*)もいいでしょう。庭ならバラの代わりにアーチも作れるし、ブドウ棚に這わせて実を垂らしてもきれいです。

*ループ仕立て:支柱のまわりに、グルグルとらせん状に枝を誘引しながら育てる方法

 

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甘くて濃厚な品種がブームになったあとは、酸味もある品種がブームに。毎年、さまざまな品種が新たに発売されている。(撮影/渡辺七奈)

 

教えてくれた人/深町貴子(ふかまち・たかこ)

園芸家。神奈川県生まれ。「植物の育て方を知るより、育ち方を知ろう」が信条。柔軟な発想で手軽で自分らしい野菜作りができるヒントを提案する。『深町貴子のプランター菜園BOOK』(NHK出版)など著書多数。

 

トマトが夏菜園の人気者なら、ヒーローはナス! 暑さもジメジメもなんのその。食べきれないほど実をつけます

 

ナスは収穫できる期間が6~10月と長いので、どっさりとれてお得感がありますね。日本では冬の寒さで枯れますが、世界の温暖な地域では、何年も収穫できる多年草として栽培されているくらい丈夫なんですよ。 

猛暑や湿気に比較的強いのも、ナスが育てやすくてお得感がある理由。真夏に一度、株が疲れることもありますが、更新剪定(4・5月号で解説)でリセットすれば、またつやのあるよい実がつき始めます。

 

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ナスは家庭菜園でも育てやすい品種から地方品種、イタリアンナスのような海外の品種までいろいろ。色や形がユニークな品種も多い。(撮影/藤田浩司)

 

教えてくれた人/加藤正明(かとう・まさあき)

体験農園「百匁の里(ひゃくめのさと)」園主で、野菜作りの達人。『やさいの時間』番組当初より栽培管理と講師を務める。『かゆいところに手が届く!野菜作り達人のスゴ技100』(NHK出版)など著書多数。

 

『やさいの時間』2024年4・5月号「トマト vs ナス 家庭菜園の主役はどっちだ!?」より

 

▼この号に掲載されています

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『やさいの時間』2024年4・5月号

夏野菜の最重要シーズン号。家庭菜園の人気を二分するトマト&ナス栽培を徹底解説! 栽培のギモンをすべて解決します。初めてでも失敗したくない畑派、庭や畑はないけどプランターで野菜を育てたいベランダ派、化学肥料・化学農薬を使わず栽培したいオーガニック派、2024年度のテキストも、それぞれの立場に役立つ情報をたっぷりとお届けします。5つの新連載もスタート!

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