>適当に切って大丈夫なんですね~
でてきたばかりの新芽/新葉を切らなければ、OK!
金子先生の↓日記を見習って、大胆に切りましょう!!
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=78910
第三リン酸ナトリウムは、掃除やフイルムの現像等にも用いる薬剤で
入手できるのなら、そっちの方が遥かにお値段が安いです。
飽和水溶液=3%の溶液で、30gの粉を、1Lの水に溶かします。
気温の低い冬には溶けにくいので、水ではなくお湯を加えて、
ジャムの瓶などの蓋のできる容器に入れて、振って、溶かします。
消毒しないと、ブラック・デス(BD=ウイルス性の怖い病気)が
病株から、鋏の刃に付着し、別の株に伝染る可能性があります。
残念ながら、植物体内でのBDウイルスを叩く治療薬は無く、
アブラムシ等の吸液性害虫が媒介して、他の株にも伝染るので、
BDの兆候が出た株は、廃棄するしか、仕方がありません。
「BD(黒死病)」とは、人間ならば「ペスト」の事ですが、
ヘレボのBDは、↓こういう病気です。
http://www.wakaizumi-farm.com/biyouki.html
溶液に鋏の刃を浸ける時間は、諸説あります。
5分という人もいれば、20分という人も居ますので
本人流の適当な長さで構わないです。↓蘭なら1分という人も!
http://www.nihongo.com/matsuura/cattleya/saibai9x.htm#shoudoku
浸けた後、流水で消毒薬を洗い流してから、葉切りに用います。
この消毒薬は、何度でも、繰り返し用いることができます。
第三リン酸ナトリウムは有機物ではないので腐りませんから。
液が汚れて、もうこれ以上は浸けたくないほど、液が汚くなれば
新しい消毒薬に取り換える~という頻度です。
大量に株を持っている人でも、1シーズンに1回くらい。
葉切りをしない我が家では、数年は同じ溶液を使っています。
(株分け時などに用いる鋏等を消毒しています)