義父が亡くなりはや4か月が過ぎようとしている。
脳梗塞で意識がないまま、コロナに院内感染しあっけなく逝ってしまった。
手作りおはぎ持参で義母をたずねると、義父がお世話をしていた植物は、オモトなどわずかな鉢を残して、きれいサッパリと処分されていた。
義母は、趣味の編み物に精をだし、スマホ教室に体操クラブにと、いそがしく動いている。
『呼びかけても返事がないけど、しょうがないね。』とこぼしながら、そうすることで少しでも淋しさをまぎらわせているのかもしれない。
わが家の肥後スミレがシャボンのような爽やかな香りを放っている。
ふと見上げると、アオダモの枝にぶらさげている義父の作った空き缶の風車が、春の風を受けてカラカラと音を立てて回っていた。
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おはようございます
返信する今日は1日雨の予報…
ふっくらとした花びらのヒゴスミレでしょうか香りがこちらにも届いてきそうな〜
まめタヌキさんの訪問楽しみにされるお義母さま、返事の無い中でも今までと変わらないお義父さまとの語らい…ちょっと聞こえが悪くなっただけよって思ちゃったら少し慰められるのかしら…力強いものを感じさせられた思いです
お義父さまの残された風車から優しい音色が響きそうです…
おまめさん
こんにちは。
今日はこちらも一日冷たい雨降りです。
お気持ちをおよせくださってありがとうございます。
心がホッとあたたまるおもいです。
ひとつだけ家に持ち帰っている義父の小さなサボテンが、お守りと思いそばに置いています。
おまめさんとのお出会いのきっかけになったと私が勝手に思いこんでいるフタバアオイが、いくつも元気に青々とした葉を見せてくれています。
植え替えもしてあげられないまま、心なしか窮屈そうです‥
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