ともたん0128さんの園芸日記
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ともたん0128さん  大阪府
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【23.10.11】で~た~で~た~水仙がぁ~(^^♪

2023/10/11
【23.10.11】で~た~で~た~水仙がぁ~(^^♪ 拡大 写真1 【23.10.11】で~た~で~た~水仙がぁ~(^^♪ 拡大 写真2 【23.10.11】で~た~で~た~水仙がぁ~(^^♪ 拡大 写真3

みなさんおはこんばんちわ。

今日は週の真ん中、真ん中〇っこりでお馴染みの水曜日ですがいかがおすごしでしょうか?丸の中に何が入るか正解された方は私とほぼ同年代です。
今日の日記はあまりお花がありません。これから開花する者たちはまだ開花する予定もなく同じ花ばかり日記にするのもあれなので花の少ないというか一つだけの日記になりました。
今日の本題はその花について解説します。

それでは早速本日のお写真の解説に参ります。

📷①ヒガンバナ(ヒガンバナ科:雑草⇒球根)
私が見つけ次第徹底的に駆除し続けた甲斐があって今年はこれ一輪しか咲きませんでした。今となってはあれだけ鬱陶しかったヒガンバナが哀れにさえ感じるようになってきました。自分が球根掘り上げては潰しを繰り返した結果こうなったのですが・・・なぜ駆除するようになったかと言うと花壇の真ん中からにょきっと出てきたり予告なしに顔を出すので目障りに感じていたのが理由です。しかし、私は当時は園芸を始めたばかりでヒガンバナの良さを知りませんでした。決めました。ヒガンバナを赤白共に保護します。雑草と言う取り扱いを球根に改めます。

📷②モナカとキナコ
私が餌付けし始めた野良猫あんこから生まれた4兄弟のうちの2匹です。4兄弟の写真https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_diary_id=957215&num=1真黒が先日の日記で登場したヨウカンでホルスタイン柄のがシラタマ♀です。

📷③スイセン(ヒガンバナ:球根)
ここでコールはいりま~す。「で~た~で~た~水仙がぁ~(^^♪」
8月の末頃に植えた球根がこの暑さのせいで萌芽が遅れていた模様です。開花は11月末頃を予定しています。球根が年々増え今年は昨年よりも賑やかに咲くと思います。ここで何度も説明してますが再び説明します。みなさん萌芽(ほうが)という言葉を初めて耳にされた方もいらっしゃると思いますが萌芽とは例えば木の幹から不定芽が分化し出てくることや球根から葉が出てくることなどを萌芽と呼びます。この例から類推すると地下茎などからシュートが出てくることも萌芽と呼ぶことになります。みなさん普段よく双葉が出てくることを発芽と仰ってますが実はあれは発芽と呼びません。種子からまず出てくるのは根っこです。この根っこが出てくることを発芽と呼びます。では葉が出ることは何というのか?答えは出芽と呼びます。しかし私も出芽と言わず発芽と言ってます。事実だけ抑えて置けば他の人より知識がある優越感にひたれるので是非皆さんも優越感にひたってみてください。

所で今日の本題。

今日は📷①のヒガンバナに付いて深掘りしたいと思います。
長い間虐げてきたお詫びとと言う訳です。

それでは種類ごとに解説していきます。

ヒガンバナ(赤:Lycoris radiata)
染色体数:2n=33(不稔;3倍体)
この花は有毒植物で不吉なイメージを漂わせる別名が1000個以上存在します。不稔(結実しない)のにあちこちで見られます。
それはこの不吉なイメージに関係しています。それはこのヒガンバナは救荒植物で球根は有毒だが水に晒すと毒が抜け食料になるのであちこちに植栽され先人が不吉なイメージを付け盗掘されないようにしたという訳です。この様にあちこちで見られるのは土の移動に伴って球根が移動しそこで分球を繰り返すことで繁殖したものと思われます。日本には中国から史前にやってきたとされますが定かではありません。本種は次に解説するコヒガンバナの突然変異とされますが学名上本種を基本種としコヒガンバナを変種と扱ってます。

コヒガンバナ(赤:Lycoris radiata var. pumila)
染色体数:2n=22(稔性あり;2倍体)
現在日本でも販売されておりますが中国には自生と言う形で繁殖しています。ヒガンバナより開花期が早く一回り小さい。ヒガンバナよりか細いイメージです。

ショウキズイセン(黄色:Lycoris traubii)
染色体数:2n=12(稔性あり)、2n=13(不稔)、2n=14(稔性あり)
他にもショウキズイセンとしてLycoris aureaLycoris chinensisと言う学名がありますがこれらは開花期及び自生地により分類されます。どれがどれかは私には判別できません。

シロバナマンジュシャゲ(白/黄色・ピンクLycoris x albiflora )
染色体数:2n=16(稔性あり)、2n=17(不稔)、2n=18(稔性あり)
ウチにも居ますが「シロバナ」と名前についてますが純白ではありません。黄色やピンクの筋が花弁の基部にあります。さてこのシロバナマンジュシャゲ、かの牧野富太郎博士は「シロバナマンジュシャゲはヒガンバナとショウキズイセンの雑種だ。」と仰ったそうで当時は現在のように遺伝子学が発達しておらず不稔の仕組みなどもよくわかってなかったと思うのですがどうして種のできないものが雑種を作ると言い放ったのか分かりませんがそれはズバリ当たっていたのです。中国本土でコヒガンバナの突然変異で生まれたショウキズイセンとコヒガンバナが交雑しシロバナマンジュシャゲが誕生したという説が今では一般的です。
それが日本に渡来し帰化したわけです。牧野博士Goodjob👍
それとこれに似たアカバナヒガンバナの単なるアルビノが白花として存在します。

いかがでしたか?

「いや~勉強になったよ!」

えっ?😦

それでは股👋

#ヒガンバナ #萌芽 #発芽 #出芽

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みんなのコメント(2)

ともたん0128さん
こんばんは
いつも勉強になります
彼岸花のこと、よく分かりました
ありがとうございます

ご心配いただいた息子の容疑はすべてはれて
やっと無罪放免となりました
本当にほっとしてますが、
こうして冤罪も生まれるのだなあと思うと
複雑な心境です

返信する

コメントありがとうございます。
詐欺ではなくて本当でいらしたのですね💦

しかし、息子さんの強い意志で無罪になってよかったです。
冤罪は身近にあると言う事がよく分かりました。
本当に良かったと思います。これでMemory of Happy Roseさんもお花に専念できるので私も嬉しいです♪

返信する
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