園内のあちこちでヤブランの花が満開です。以前はユリ科に入れられていましたが、分子系統解析の結果を反映した新しい分類では、ジャノヒゲ、ギボウシ、スズランなど馴染み深い植物と共に、クサスギカズラ科という耳慣れない科に入れられています。地表付近から長い花茎を立ち上げ、淡い青紫色をした小型の花を多数、着けます。ただし、蕾は全てが開くわけでは無く、開かないまま終わるものも多いようです。花は横向きに開き、6枚の花びら(ユリの花と同様に、幅広の3枚が花弁、幅の狭い3枚ががく片)があります。雌しべは短く、雄しべから遠ざかるように上向きに曲がっています。自家受粉を避けるための工夫でしょう。6本の雄しべも、やや上向きに曲がり、やくの先端に裂け目が生じて花粉を出します。以上のような花の形態や、花びらの上には花粉が飛び散っていることが多いことから判断すると、ハナバチの羽の振動によって花粉を出すバズ(buzz)・ポリネーションに適応した花ではないかと思いますが、未確認です。
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こんにちは🌻
返信する近くなんで🏡でも咲いてまーす。
いのちのにぎわい調査団、入ろうか思案してます(*´∇`)ノ
コメントありがとうございます。
返信するいのちのにぎわい調査団、よろしくお願い致します。小さな発見を共有するのは楽しいですよ。
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