冷静になって考えると、一つの品種につき、五株以上ある現在の状態は、適切な状態なんだろうか、と疑問に思う。
この間の、シャロン・クワンの鉢上げの時に、二株は処分したものの……。
睡蓮は、株元に日光が当たる事で、成長することを考えると、一つの睡蓮鉢に何株も密植させて、育てられるのだろうか……?
手持ちの睡蓮鉢は手製のものも含めると、50cmのは、三つ。
しかも、結構な深さ、高さがある。
ブロックなどで、底上げをして水深を調整したりは、昨年はしたけれど。
問題は、追肥などのメンテナンスの時だ。
昨年は、睡蓮鉢に一つに対して、植え込み容器が一つが基本だった。
これにより、葉・茎が絡まずにスムーズに睡蓮鉢から取り出せたけれど。
それでも、途中から生育の悪さに焦り、株分けなんかをして、結局、メダカ水槽にまで、予備苗を入れてしまうという、滑稽さ。
さらに、茶碗蓮の容器、軒下栽培用の温帯性睡蓮用の、睡蓮鉢。
そこへ、メダカの孵化水槽、稚魚水槽が五月頃から加わる。
小さな、管理スペースは、他の鉢花を含めると、ほぼ、満杯。
通路の至る所に、花が溢れる……、と書くと色豊かで花好きな私にはたまらない環境だ。
しかし、家族はと言うと、やはり、生活環境の一部を削り取られるので、いい顔はしない。
熱帯性睡蓮に限って考えると、鉢根が見えた段階でどんどん、鉢上げしていった事に原因があると思う。
熱帯性睡蓮は、植え込み容器の大きさではなく、睡蓮鉢の大きさに比例して、花がつく。
鉢にある程度、根が回り、葉が茂り、花が立つ。
なので、どんどん鉢上げを繰り返すのは、花付きを悪くする原因なんだ、と知ったのは随分、後。
栽培終盤になってからだ。
勿論、鉢土が盛り上がるくらいにまで、根鉢が回ったら、取り出して、根をある程度、切り詰めなければならない。
同じ大きさの鉢で管理するならば。
やはり、シャロン・クワン、ダイレクター、ドーベンは、予備苗を含めて2本に整理か。
或いは、ヒョウタン池を買って、まとめて植え込むか、悩みます。
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