湯島臥牛さんの園芸日記
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湯島臥牛さん  東京都
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🌺 お江戸のスプレンデンス

2018/03/21
🌺 お江戸のスプレンデンス 拡大 写真1 🌺 お江戸のスプレンデンス 拡大 写真2 🌺 お江戸のスプレンデンス 拡大 写真3

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今年の冬はずいぶんクソ寒く、都心でも最低気温0℃前後が続き、中でも一度ー4℃まで下がった事がある。

遠国(おんごく)じゃいざ知らず華のお江戸じゃとんでもねぇ寒さだ。


え?八王子・立川辺りじゃしょっちゅうだって?

へっ、べらぼぉめぇ、こちとらの感覚じゃ世田谷辺から西は東京たぁ言わねぇんだよっ。
(こいつぁ都下の人間をぜんぶ敵に回したな)


江戸時代は「江戸御府内(えどごふない)」って云って、北は千住大橋、西は四谷の大木戸、南は高輪の木戸までの狭い範囲を「江戸」って言ったんだ。

だから、新宿は名のとおり「新しい宿場(内藤新宿)」甲府へ向かう甲州街道の江戸日本橋から数えて最初の宿場で江戸じゃねぇんだな、コレが。

品川も東海道の第一番目の宿場、これも江戸の外で当時の地名で云うと「武蔵の国・荏原郡(えばらぐん)・品川宿」と言った。
ちなみに、現在の品川駅は品川区じゃなく港区だぜ。ウソと思うなら地図を見てみなよ。
それに京急「北品川駅」は品川駅より南にある。どぉだっていいことだがネ。

このように品川宿は、中山道の板橋宿、甲州街道の内藤新宿、日光街道・奥州街道の千住宿と並んで江戸四宿のひとつと呼ばれた。



おっとぉ、話を多肉に戻してだな。


写真①は ハオルチア属スプレンデンス。

昔ゃぁ「H.デゲナヒー・アルゲンテオマクローサ」って云った。

昭和から平成にかかる頃のいろいろな種類が紹介される中、図鑑にピクタの一種類と書かれてあったり、種名そのままに「デケナヒー・アルゲンテオマクローサ Haworthia dekenahii var. argenteo-maculosa」として載ってたりしてたのを覚えてる。

「マニフィカ・スプレンデンス」と呼ばれるようになったのは比較的最近のこと。
ちなみに、magnifica var. splendens と書くが、magnifica のgは発音しないから「マグニフィカ」と呼ぶのは間違い。
意味は「素晴らしい」とか「見事」という意味のラテン語。

また、現在のラテン語の学名スプレンデンスは「光り輝く」って意味だそうだ。
葉に入ったストライプ状の金色のライン(条理)はまさにそんな感じ。


どぉですぅ~? 徒長とは対極のうずくまった形のいい株でしょう。

写真②・最初ウチへ来た時ゃぁ少し立ち上がった型だったが、水やり・遮光の手加減でペッタンコに作ってる。
(誰だい? 貧弱になったなんて言ってるのは)



もうひとつのスプレンデンスは写真③

こいつぁ面白れぇヤツで、真夏も真冬もまったく休眠しない株でずっとこのようにドーム状。

いわゆるダルマ型って云うんだろうが、さかんに子吹きして去年の秋に2個掻いたばかり。
「肝っ玉母ぁちゃん」って風で、丈夫そうで微笑ましい。


このようにH.スプレンデンスって云ってもタイプはさまざま。
人間と同じだ。

年中遮光は欠かせないが無窓系(硬葉系)より光量はやや多くていい。

水やりは生育期は多めにやる。
もちろん休眠したなって思ったら灌水量は減らす。


ま、そんなとこだな。



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みんなのコメント(8)

おはようございます。
江戸の事は確か~

ぶらタモリでして多様な、今でも縄張り小争いがあるみたいですね。

寒くて、色々ダメになっちゃったわ。
お部屋の多肉ちゃん達は大丈夫見たいです。 

エッ?
違いが分からない。
 ②③は違うのかなぁ~

返信する

水やりはお湯よね。

😀🤚🏻おはよっス
🌧生憎の雨でござんすね。

🤷🏻‍♂️そぉでござんすねぇ、最近の若けぇ衆はモノを知らねぇ。
新宿・渋谷あたりで生まれて江戸っ子なんて言うから思わず吹き出しちまう。🗣💦

☃️💧今年ゃぁそっちも寒ぅございましょう?
🌵💦多くのサボ多肉は氷点下にしない方がいい。
🏠スペースがありゃぁ家ん中へ取り込むに如くはありやせん。

え? 違いが分かんねぇんで? 😳💧

👓を掛けてよぉっく見て下さい。

🛁 もちろん ぬるま湯を差してくだせぇ。
🌱💦 ハオルチアだって寒みぃだろうから。

返信する

今晩は(⌒∇⌒)ノ"

私も、ちっちゃいさんと同じく違いがわかりませ➰ん(´▽`;)ゞ筋の色が違うのかなぁ?

見比べ過ぎて、クラクラ😵🌀します💦

返信する

😔 ハオルチアに限らず、生き物を飼い植物を栽培する🌷🐕
それの基本は「観察眼」です🔬👀

平凡な眼では愛培する植物のサインは見えず「声なき声」は聞こえません👂🤚🏻
🤫集中して下さい、小さいながら「命」が懸かってます🌱💦

👺 知らざぁ言って聞かせやしょう。

まず、1枚目と2枚目は同じ物です。
本文で、2の状態で購入して1の状態にした、と書いてます。

3が2に比べ赤っぽくなってるのがお判りか。
つまり、文にある通り休眠せずずっと成長してきたわけです。
それも赤くなってるって事は、1と2の株に比べ余計に日光を浴びて来た事がうかがえます。(日焼けスレスレです)

1(2)がきれいな黄緑色になってるって事は、3に比べ暗めの環境に置かれてた事が判ります。

2は購入直後の株ですが、十分に吸水してたらしく葉が太ってプリプリしています。
しかし、一年後の1は背丈が低く、地面に伏せたように生えてます。
これこそが、徒長の気配もなく、現地株のフォルムに近い姿です。

3は日に良く当て、子株を切り離し、節水して作ったのですがドーム状の姿のままです。
これは元々そういう性質・タイプなのでしょう。
本文にもそれを記してます。

スプレのビフォーアフター写真を並べたのは、それを汲み取って欲しかったのです。

返信する

初めまして!こんにちは。

田舎から出てきて東京都下の外れに住んでいますw
いやま、世田谷区の隣ではありますが、世田谷区は江戸ではなかったのでw 昔は狸に化かされたりしたののもっと田舎ですね^^w

ハオルーは3年ぐらい前から育てて居ますが、多分雑種だろうと思われる札落ち品ばかりでもやっぱり元気だと嬉しいし、花芽がつくと地味な花が咲くのが解っていても嬉しいです。

いろいろ参考にさせていただきたくお気に入り登録させていただきました。よろしくお願いします(いあ、お願いっていっても記事を読ませていただくだけです!)。

返信する

😌そうでやすか、郊外のお住まいで🛤

🌇南西のベランダでもハオルチアは十分栽培出来やす。
コツさえ呑み込めば そんなに難しくはありやせん☝🏻😸

このページにゃそんなハオルチア初心者の皆さんが覗きにいらっしゃいやす🌿✨
ま、気長にお付き合いのほどを🖐🏻😊

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