.
【写真①】スーパー・ストリエル
毎年この時期に葉色がわずかにくすみ始め休眠してるのがわかる。
秋は9月末頃から色が戻って来るので、生育が始まったのがはっきりわかる。
典型的な「春秋型」だ。
そもそもが、ハオルチア属のような気温や空中湿度に敏感な多肉に「夏型」などあろうはずがない。
そこんとこを勘違いしてもらっては困る。
初冬から”紅葉”が始まる。
↓
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=9022
【写真②】コエルマニオルム
渋い「硬葉系ハオルチア」の代表。
上記のスーパーストリエルの”祖父にあたる。
🍁同じく紅葉する。
ってか、スーパーストリエルが紅葉するのは、このコエルの血が入ってるからだ。
紅葉は「メンデル分離の法則」の”優性"形質にあたる。
【写真③】レツーサ(寿)
軟葉系の代表みてぇな基本種。
多くの交配種の元になった。
4〜50年前は、ハオルチア・寿(ことぶき)って云えば、このタイプっきゃなかった。
もちろん、昨日今日ハオルチアを集めだした多肉ファンにゃ馴染みがないだろな。
時代遅れの昭和ジジイに云わせりゃ、ハオルチアは競馬の馬と同じ。
血統がモノを言う。
性質も栽培法も、すべてに遺伝形質が関わって来る。
ハオルチアの何たるかは、その種の祖先・親の性質をわかってねぇと理解出来ない。
そりゃ、買って来て1年2年は花も咲き新葉も出てハオ初心者をウキウキさせてくれるだろう。
だが、やがて栽培に行き詰まる。
徒長し、下葉が枯れ、色がクスんで薄汚くなり、見るのがイヤんなる。
そのうち、ついうっかり水やりを忘れカラカラに乾かして枯らしてしまう。
鉢をひっくり返したり高い所から落としたり。
買って来てから3年もてば良い方で、ヘタすりゃ翌年にゃ姿を消す。
インスタ映えもヘッタクレもあったものじゃねぇ。
ハオルチアに限らず、サボテン多肉植物を長く育てたきゃ腹をくくってもらいたい。
消耗品じゃねぇんだ。1年でゴミ箱行きじゃしょうがねぇよぉ。
こちとらいつも言う「持久戦」ってなぁ、そういうこった。
説教部屋、おわりっ。
.
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
七福神がパッカ... 2024/05/02 | ご飯を1からつ... 2024/05/02 | 百日紅の蕾 2024/05/02 |
虫たちに慄(お... 2024/05/02 | ムラサキケマン... 2024/05/02 | ジャーマンアイ... 2024/05/02 |
綿々と繋がれてきた植物の命を、
返信する「説明通りに育てていたがダメだった」
と書き連ねているのを見ると寂しくなってしまいます。
ペットや赤子を育てるくらい………とは言えませんが。
長寿の生き物を手前の都合で殺めてしまう。
金を出した以上、当人の持ち物であります。
人間には多様な事情もございます。
ですから、こちらにはそれを責める権利もございません。
それが分かっていても、たまらず悔しいです。
その分、誤りを正して下さる湯島臥牛さんには日々感謝しております。
正論を伝えると言うのは大変な労力が伴います。
いつもありがとうございます🌵
爺さんという者は、いつの時代も説教染みてて五月蝿(うるさ)く、話なんぞ聞きたくないものです。
古典落語にも「小言幸兵衛(こごとこうべぇ)」って隠居が出て来ます。
年寄りだから特別にリスペクトしなきゃなんないって法律はありません。
でも、ジジババは長い年月の中いろんな経験を通して培われた知識・知恵・技術があります。
若けぇ衆は、そんな爺さん婆さんをおだて上げてそのスキルを教わった方が得だと思うんです。
ひねくれた性格が好きじゃない、顔が醜くてキモい、加齢臭がする、って嫌い寄り付かないのは損です。
まぁもっとも、最近は非常識で遵法精神の無い無法な老人が増えました。
何を心得て今まで歳ぃかっぱらって来たんだ、って言いたくなるような爺ぃ婆々ぁがゴロゴロいますがネ。
.
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。