イヌサフラン科のチゴユリの白い花が咲いた。穂が伸び始めると、開花までの時間はあまりかからないようだが、首を下にして咲いているので、花が恥ずかしそうに見え、気づきにくいかもしれない。以前、NHKで放送されていた『やまと尼寺精進日記』の舞台・音羽山観音寺から始まる音羽三山の林床の一角で、昨年、群生して咲いていたのを見かけた。自生地のあたりは強い日差しが入ってきにくい落葉樹林帯で、豊富な腐葉土の中で地下茎を伸ばして育っており、養分も豊富に手に入れているだろう。そんな豊かな森の中で育っているチゴユリは、環境省のRDBには取り上げられておらず、これが続くことを願いたいものだ。
ちなみに、チゴユリに"ユリ"と付いているのは、以前、ユリ科に分類されていたからだろう。
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