数十年に一度しか咲かない「アガベ」の花が、淡路夢舞台の屋上庭園で開花中!
淡路夢舞台(兵庫県淡路市)から、アガベの開花情報が寄せられました!
アガベ(リュウゼツラン)は、種によって違いはありますが、開花に数十年かかると言われ、めったに花を見ることができない植物。生育の最後に花を咲かせ、花が咲くとその株は枯死してしまいます。
淡路夢舞台では、展望テラス5階の屋上庭園(山回廊)に植栽しているアガベの一種、アガベ・アングスティフォリア‛マルギナータ'(白閃光/はくせんこう)2株の花茎が、6月下旬頃に一気に伸長し、7月25日に内1株の開花が確認されました。その後もう1株も開花。うまくいけば約2週間程度開花が続き、花を楽しめる予想です。
淡路夢舞台によると、アガベ・アングスティフォリア‛マルギナータ'は、開花するまで数十年から50年程を要する植物で、今回の開花は非常に貴重な機会とのこと。英語名でも、"Caribbean century plant"ともいい、センチュリー・プラント(世紀の植物)の異名があるように、開花自体がとても珍しい植物と言えます。多くの方々にご覧いただき、貴重な植物の生命力を体感してもらいたい、とのことでした。
めずらしいアガベの花を見られる機会。ぜひ足を運んでみては!
2023年6月29日時点の様子。花茎が一気に伸び、高さが約3.5mほどに。
2023年7月31日時点の様子。鮮やかな黄色の花を、下部の花茎から順に咲かせる。
2023年7月31日時点の様子。
所在地/兵庫県淡路市夢舞台2番地
※最新の開園状況などは、施設ホームページよりご確認ください。
★淡路夢舞台の公式インスタグラム(@awaji_yumebutai)でも、アガベの様子が随時アップされています。
(写真提供/淡路夢舞台)